前場コメント No.6 クルーズ、豊田合、三菱UFJ、ホギメディ、ウィルG、第一三共
★9:46 クルーズ-5日ぶり大幅反発 EC子会社の全株式を売却
クルーズ<2138.T>が5日ぶり大幅反発。同社は17日、ファッション通販の子会社であるCROOZ SHOPLISTの全株式について、韓国のEC事業者であるMEDIQUITOUSに売却すると発表した。
選択と集中の観点により、SHOPLIST事業から今後も成長が見込まれるITアウトソーシング事業に経営資源を集中させる目的。売却価額は非開示。25.3期の連結財務諸表において、約2.4億円の関係会社株式売却損を計上する見込みとしている。
なお、株価は今後の損益改善期待から買いが優勢となっている。
クルーズ<2138.T>が5日ぶり大幅反発。同社は17日、ファッション通販の子会社であるCROOZ SHOPLISTの全株式について、韓国のEC事業者であるMEDIQUITOUSに売却すると発表した。
選択と集中の観点により、SHOPLIST事業から今後も成長が見込まれるITアウトソーシング事業に経営資源を集中させる目的。売却価額は非開示。25.3期の連結財務諸表において、約2.4億円の関係会社株式売却損を計上する見込みとしている。
なお、株価は今後の損益改善期待から買いが優勢となっている。
★10:03 豊田合成-3日ぶり反発 3Dプリンタで建築用型枠を製造するDigitalArchiに出資
豊田合成<7282.T>が3日ぶり反発。同社は17日、建築現場での作業の効率化につながる、3Dプリンタを活用したプラスチック製のコンクリート型枠を製造・販売するDigitalArchi(神奈川県鎌倉市)に出資したと発表した。
同社では環境負荷低減の一環として、主力である自動車用プラスチック製品などのリサイクルを進めているという。塗装・めっきなどが施された加飾製品の中には、現時点ではリサイクルが困難な製品があり、DigitalArchiとの連携を通じて、型枠の材料としての活用を検討していくとしている。
豊田合成<7282.T>が3日ぶり反発。同社は17日、建築現場での作業の効率化につながる、3Dプリンタを活用したプラスチック製のコンクリート型枠を製造・販売するDigitalArchi(神奈川県鎌倉市)に出資したと発表した。
同社では環境負荷低減の一環として、主力である自動車用プラスチック製品などのリサイクルを進めているという。塗装・めっきなどが施された加飾製品の中には、現時点ではリサイクルが困難な製品があり、DigitalArchiとの連携を通じて、型枠の材料としての活用を検討していくとしている。
★10:03 三菱UFJ-3日ぶり反発 日銀、政策委員の過半が利上げ支持=日経
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が3日ぶり反発。日銀による1月の利上げ期待から買いが優勢となっている。
18日付の日本経済新聞朝刊は、日銀が23~24日に開く金融政策決定会合で、政策を決める9人の政策委員の過半が追加利上げを支持する見通しであることが複数の関係者への取材で分かったと報道した。20日に就任するトランプ次期米大統領の発信や、その後の国内外の市場の反応などを見極めたうえで最終判断するとしている。
今週の利上げ決定を織り込む形で銀行株が買われており、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>なども高い。
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が3日ぶり反発。日銀による1月の利上げ期待から買いが優勢となっている。
18日付の日本経済新聞朝刊は、日銀が23~24日に開く金融政策決定会合で、政策を決める9人の政策委員の過半が追加利上げを支持する見通しであることが複数の関係者への取材で分かったと報道した。20日に就任するトランプ次期米大統領の発信や、その後の国内外の市場の反応などを見極めたうえで最終判断するとしている。
今週の利上げ決定を織り込む形で銀行株が買われており、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>なども高い。
★10:06 ホギメディカルー東海東京が目標株価を引き上げ 増益基調を予想
ホギメディカル<3593.T>が反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、増益基調を予想。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は4450円→5100円に引き上げた。
東海東京では、25/3期業績を売上高395億円(前年比1%増)、営業利益46億円(同10%増)と予想。従来キットから「プレミアムキット」へのシフトによる製品ミックスの改善、2023年4月稼働の新キット工場Ⅱ期の製造設備が稼働2年目に入ることによる減価償却費減少が主に増益に寄与するとみている。売上高予想は従来キットの販売低迷を考慮して会社計画を下回るが、営業利益に関しては予想以上の販管費抑制などにより会社計画並みを予想。 26/3期業績は売上高401億円(前年比2%増)、営業利益51億円(同11%増)と予想している。
ホギメディカル<3593.T>が反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、増益基調を予想。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は4450円→5100円に引き上げた。
東海東京では、25/3期業績を売上高395億円(前年比1%増)、営業利益46億円(同10%増)と予想。従来キットから「プレミアムキット」へのシフトによる製品ミックスの改善、2023年4月稼働の新キット工場Ⅱ期の製造設備が稼働2年目に入ることによる減価償却費減少が主に増益に寄与するとみている。売上高予想は従来キットの販売低迷を考慮して会社計画を下回るが、営業利益に関しては予想以上の販管費抑制などにより会社計画並みを予想。 26/3期業績は売上高401億円(前年比2%増)、営業利益51億円(同11%増)と予想している。
★10:09 ウィルグループ-上げ幅拡大 子会社がコニカミノルタ傘下と営業連携開始
ウィルグループ<6089.T>が上げ幅拡大。同社は20日10時、連結子会社のウィルオブ・ワークが、介護施設向けAI搭載シフト自動作成サービス「miramos(ミラモス)」を提供する、コニカミノルタ<4902.T>傘下のコニカミノルタQOLソリューションズと営業連携し、同社の介護人材サービスの顧客企業をはじめ、人事労務管理課題を抱える介護施設に対し「miramos」の導入提案を開始すると発表した。
「miramos」は、AIによるシフト表の自動作成を通じて、介護施設職員がケア業務へ集中できる環境作りと、介護施設の収支の安定・業務効率化に貢献するサービス。シフト表作成の工数を大幅に削減するとともに、職員の不満を軽減することで、離職率の改善と施設運営の効率化を実現するとしている。
ウィルグループ<6089.T>が上げ幅拡大。同社は20日10時、連結子会社のウィルオブ・ワークが、介護施設向けAI搭載シフト自動作成サービス「miramos(ミラモス)」を提供する、コニカミノルタ<4902.T>傘下のコニカミノルタQOLソリューションズと営業連携し、同社の介護人材サービスの顧客企業をはじめ、人事労務管理課題を抱える介護施設に対し「miramos」の導入提案を開始すると発表した。
「miramos」は、AIによるシフト表の自動作成を通じて、介護施設職員がケア業務へ集中できる環境作りと、介護施設の収支の安定・業務効率化に貢献するサービス。シフト表作成の工数を大幅に削減するとともに、職員の不満を軽減することで、離職率の改善と施設運営の効率化を実現するとしている。
★10:12 第一三共-大幅高 FDAが同社とアストラゼネカの乳がん治療薬を承認
第一三共<4568.T>が大幅高。米食品医薬品局(FDA)が17日、英製薬大手アストラゼネカと同社が共同開発した乳がん治療薬「ダトロウェイ」を前治療歴のある進行性乳がんの患者を対象に承認したことが材料。
20日に配信されたロイター通信の記事によれば、同薬はがん細胞に作用する抗体に抗がん剤を結合させた抗体薬物複合体(ADC)と呼ばれる医薬品の一種で、従来の化学療法とは異なり、健康な細胞を温存しながらがん細胞のみを標的とする。両社が最初に共同開発し、FDAが2019年に乳がんの一種を対象に承認したADC「エンハーツ」に続いて承認された2番目のADCとなる。
株価は承認を好感した買いが優勢となっている。
第一三共<4568.T>が大幅高。米食品医薬品局(FDA)が17日、英製薬大手アストラゼネカと同社が共同開発した乳がん治療薬「ダトロウェイ」を前治療歴のある進行性乳がんの患者を対象に承認したことが材料。
20日に配信されたロイター通信の記事によれば、同薬はがん細胞に作用する抗体に抗がん剤を結合させた抗体薬物複合体(ADC)と呼ばれる医薬品の一種で、従来の化学療法とは異なり、健康な細胞を温存しながらがん細胞のみを標的とする。両社が最初に共同開発し、FDAが2019年に乳がんの一種を対象に承認したADC「エンハーツ」に続いて承認された2番目のADCとなる。
株価は承認を好感した買いが優勢となっている。
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