後場コメント No.1 日製鋼、NSSOL、ぐるなび、宮崎銀、GFA、ベクトル

2025/01/20(月) 15:32
★12:30  日本製鋼所-丸三が目標株価引き上げ SMR部材を初受注し防衛関連機器なども良好
 日本製鋼所<5631.T>が5日ぶり反発。丸三証券では、SMR部材を初受注し防衛関連機器なども良好と評価。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を5000円→7000円に引き上げた。

 同社は原子力製品では北米で初のSMR(小型モジュール炉)部材を受注。防衛関連機器や高効率ガス火力発電(GTCC)向けタービンロータシャフトの受注環境は良好で、成形機の受注環境も好転しつつあり、EV需要鈍化の影響を除けば丸三では同社の受注環境は全体的に上向いてきているとみている。また、同社の評価ポイントである防衛および電力・原子力のビジネスは受注から売り上げ計上までのリードタイムが非常に長いことから、より長期の業績成長を考慮する必要があると考えている。

★12:32  NSSOL-底堅い Jiteraとテクノロジーパートナー契約締結
 日鉄ソリューションズ<2327.T>が底堅い。同社は20日、生成AIを用いた開発AIエージェント「Jitera」を提供するJitera(東京都港区)とテクノロジーパートナー契約を締結したと発表した。
 
 同契約はJiteraにとって初のテクノロジーパートナー契約締結となり、同契約に基づき、両社は「Jitera」を活用したシステム開発の生産性向上に共同で取り組んでいくとしている。

★12:36  ぐるなび-3日ぶり反発 AIで新たな店と出会えるアプリ「UMAME!」をリリース
 ぐるなび<2440.T>が3日ぶり反発。同社は20日12時20分、AIで新たなお店と出会えるアプリ「UMAME!(うまみー!)」をリリースし、同日よりβ版の提供を開始すると発表した。
 
 「UMAME!」は、生成AI技術やぐるなびのデータを使ってあらゆる外食ニーズにパーソナライズした店舗提案を行い、ユーザーを未知の食体験へと導く新たな飲食店探しのアプリ。従来の飲食店検索とは異なり、エリアや料理ジャンルを指定するだけでなく、日常的な会話で気分やニュアンスに基づいて検索し、ネット予約まで完結することが可能だという。また、画像ファイルを使用して料理や雰囲気から飲食店を見つけることも可能で、一部機能は特許出願中だとしている。

★12:38  宮崎銀行-反発 50万株の自己株消却へ 割合2.83%
 宮崎銀行<8393.T>が反発。同社は20日12時30分、50万株の自己株式を消却すると発表した。消却予定日は2月20日。消却前の発行済株式総数に対する割合は2.83%となる。

★12:44  GFA-後場ストップ高買い気配 子会社がトランプ次期大統領公式のミームコイン「$TRUMP」を購入開始
 GFA<8783.T>が後場ストップ高買い気配。同社は20日11時30分、子会社のGFA Capitalが、暗号資産ディーリング業務のアドバイザーであるTraderZ氏との協議の結果、同日就任式を迎えるトランプ次期米大統領が公式に発表したミームコイン「$TRUMP」の購入を開始したと発表した。
 
 「$TRUMP」の信頼性、話題性、流動性を評価し、2025年1月19日より新規投資を開始しているという。

★12:49  ベクトル-大幅反発 インドネシアのAIスタートアップ企業bythenと資本業務提携
 ベクトル<6058.T>が大幅反発。同社は20日11時30分、インドネシアのAI技術を強みとするIPコンテンツスタートアップのbythenとの資本業務提携が決定したと発表した。
 
 bythenは、高度なAI技術を活用したバーチャルキャラクター生成ツールなどを提供しており、消費者はクリエイティブなコンテンツ制作やライブ配信、さらには自身のオリジナルAIアバターを生成しバーチャルモデルに変身させることが可能になるという。
 
 今回の出資と同時に、bythen創業者のKevin Mintaraga氏は同社の新規事業開発本部および海外M&A本部アドバイザーに就任し、今後の海外M&Aをサポートするとしている。


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