後場コメント No.3 三菱重、佐藤商、トピー、名銀、三菱食品、第一実

2025/02/04(火) 15:32
★13:35  三菱重工業-後場マイナス転換 通期最終益を上方修正 コンセンサス下回る
 三菱重工業<7011.T>が後場マイナス転換。同社は4日13時30分、25.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を従来の2300億円から2400億円(前期比8.1%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは2685億円。

 GTCC(ガスタービン・コンバインドサイクル発電プラント)や、プラント・インフラの各事業、防衛・宇宙の見通しを引き上げた。

 25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は1721億円(前年同期比24.7%増)だった。エナジー、プラント・インフラ、航空・防衛・宇宙の3セグメントが増益となった。利益率改善、為替円安影響、一時費用のリバウンドなども寄与した。

 なお、通期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。

★13:39  佐藤商事-後場急騰 通期最終益を上方修正 3Q累計は1%減 配当を前期並みに増額
 佐藤商事<8065.T>が後場急騰。同社は4日13時30分、25.3期通期の連結純利益予想を従来の53.5億円から55.5億円(前期比14.3%減)に、期末配当予想を34円から39円(前期末は41円)に上方修正すると発表した。

 持分法による投資利益や受取配当金の増加、政策保有株式の売却を進めたことが寄与する。年間配当予想は73円(前期は73円)となる。

 25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は44.8億円(前年同期比1.0%減)だった。

★13:48  トピー工業-後場上げ幅拡大 3Q累計最終益13%減も自社株買いを好感
 トピー工業<7231.T>が後場上げ幅拡大。同社は4日13時30分、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は37.2億円(前年同期比13.1%減)だったと発表した。

 国内鋼材需要低迷の影響、建設機械用足回り部品や自動車用ホイールの販売数量減などが響いた。一方、政策保有株式をの一部売却による特別利益を計上したことで、純利益は営業利益29.7億円を上回った。

 なお、株価は同時に発表した自社株買いが好感されている。

★13:48  トピー工業-後場上げ幅拡大 立会外買い付けで100万株を上限に自社株買い 割合4.15%
 トピー工業<7231.T>が後場上げ幅拡大。同社は4日13時30分、100万株・25億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。
 
 取得期間は2025年2月5日~2月12日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は4.15%。取得方法は自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買い付けとなる。

★14:03  名古屋銀行-後場上げ幅拡大 通期最終益を上方修正 資金利益の上振れなど見込む
 名古屋銀行<8522.T>が後場上げ幅拡大。同社は4日14時、25.3期通期の連結純利益予想を従来の121億円から148億円(前期比47.5%増)に上方修正すると発表した。

 貸出金利息および有価証券利息配当金の増加により資金利益が当初予想を上回る見込みとなった。与信関係費用が当初の予想を下回る見通しであることも寄与する。決算発表は2月7日の予定。

★14:07  三菱食品-後場下げ幅拡大 3Q累計最終益3%減 前年特別利益の反動減が響く
 三菱食品<7451.T>が後場下げ幅拡大。同社は4日14時、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は178億円(前年同期比3.1%減)だったと発表した。

 卸売事業を中心とした取引伸長や採算管理強化による利益率の改善などにより営業増益となった。一方、前年に計上した特別利益(投資有価証券売却益)の反動減により最終減益となった。

★14:08  第一実業-後場上げ幅拡大 3Q累計営業益2.2倍 大口案件の売り上げ計上が寄与
 第一実業<8059.T>が後場上げ幅拡大。同社は2月4日14時に、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は99.6億円(前年同期比2.2倍)だったと発表した。海外向けのリチウムイオン電池製造設備などの大口案件の売り上げ計上があったほか、国内外向けの各種プラント用設備の売り上げが大幅に増加したことが寄与した。


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