後場コメント No.4 ちゅうぎ、アクモス、東エレク、TIS、東ソワール、住友電

2025/02/04(火) 15:32
★14:23  ちゅうぎんFG-後場急落 3Q累計最終益11%増も手じまい売り優勢
 ちゅうぎんフィナンシャルグループ<5832.T>が後場急落。同社は4日14時、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は204億円(前年同期比10.9%増)だったと発表した。貸出金利息や有価証券利息配当金の増加などが寄与した。
 
 なお、サプライズ感に乏しいとの見方から株価は手じまい売りが優勢となっている。

★14:23  アクモス-後場マイナス転換 上期営業益81%減 人件費の増加響く
 アクモス<6888.T>が後場マイナス転換。同社は2月4日14時に、25.6期上期(7-12月)の連結営業利益は3300万円(前年同期比81.2%減)だったと発表した。ITソリューション事業が、人件費の増加による経費増により、赤字となった。ITインフラ事業が減益となったことも響いた。

★14:32  東京エレクトロン-後場上げ幅縮小 米国の対中追加関税、予定通り発動と伝わる
 東京エレクトロン<8035.T>が後場上げ幅縮小。ブルームバーグは4日14時06分、米国は中国に対する10%の追加関税を発動したと報じた。

 記事によれば、米東部時間4日午前0時1分(日本時間同日午後2時1分)を期限としていたようだ。中国はこれに対し、米国から輸入する一部産品への関税賦課などを発表したとしている。

 対中関税の発動を受け、貿易戦争への警戒から日経平均が急速に上げ幅を縮小。同社のほか、安川電機<6506.T>、ファナック<6954.T>、オムロン<6645.T>なども上げ幅を縮めている。

★14:43  TIS-3日ぶりに大幅反発 大阪大学と量子プログラムの返還・最適化ソフトウェア「Tranqu」共同開発
 TIS<3626.T>が3日ぶりに大幅反発。同社は4日に、大阪大学と量子プログラムを量子チップで実行できるように変換・最適化する処理(トランスパイラ)をユーザーが選択できるソフトウェア「Tranqu」(トランク)を開発したと発表した。

 これにより、ユーザーが特定の企業や研究機関に縛られずにトランスパイラを選択でき、より精度の高い実行結果を得られるようになるとしている。

★14:50  東京ソワール-急騰 前期最終益を上方修正 増配も発表
 東京ソワール<8040.T>が急騰。同社は3日、24.12期通期の連結純利益予想を従来の3.5億円から5.0億円に、期末配当予想を30円から45円(23.12期末は30円)に上方修正すると発表した。

 前の期の連結財務諸表が作成されていないため、実績の比較は記載されていない。繰延税金資産の計上に伴う法人税等調整額(益)の計上により、純利益が従来予想を上回る見通し。年間配当予想は45円(23.12期は30円)となる。

★15:04  住友電気工業-後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 3Q累計は39%増
 住友電気工業<5802.T>が後場上げ幅拡大。同社は4日15時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の2600億円から2800億円(前期比23.6%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは2648億円。

 3Q累計(4-12月)において、自動車関連事業の売り上げが想定を上回るなど全般的に需要が底堅く推移した。為替や銅価変動の影響なども踏まえ、従来予想を上回る見通し。

 25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は2068億円(前年同期比39.4%増)だった。


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