前場コメント No.7 KADOKAWA、ライト工、GCジョイコH、ニチコン、アズビル、TBSHD

2025/02/07(金) 11:32
★9:25  KADOKAWA-急騰 3Q累計経常益29%増 通期計画上回る
 KADOKAWA<9468.T>が急騰。同社は6日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結経常利益は172億円(前年同期比28.5%増)だったと発表した。3Q累計の市場コンセンサスは145億円。通期の会社計画は162億円。

 ゲーム事業において、「ELDEN RING」のダウンロードコンテンツが販売好調となったほか、同作品の本編もリピート販売が増加した。出版・IP創出事業はサイバー攻撃影響を含めた国内紙書籍事業の減益などがあるなか、電子書籍・電子雑誌や海外事業、ライセンス収入の伸長によりセグメント増益となった。アニメ・実写映像事業も好調だった。

★9:32  ライト工業-急騰 3Q累計営業益11%増 自社株買いも発表
 ライト工業<1926.T>が急騰。同社は6日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は94.2億円(前年同期比11.2%増)だったと発表した。市場コンセンサスは92.1億円。増収に加え、連結子会社において採算性が向上したことも寄与した。

 なお、同日発表された自社株買いおよび自社株消却も好感されている。

★9:32  ライト工業-急騰 330万株・70億円を上限に自社株買い 消却も発表
 ライト工業<1926.T>が急騰。同社は6日、330万株・70億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年2月7日~12月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は7.29%となる。これにより取得した自己株式の全株式を消却するとしている。消却予定日は2026年1月30日。

 また、291万7900株の自己株を消却することも発表した。消却予定日は2月28日。消却前の発行済株式総数に対する割合は6.03%となる。

★9:33  GCジョイコ-急落 3Q累計営業益7.8%減 売上原価の増加が響く
 ゲームカード・ジョイコホールディングス<6249.T>が急落。同社は6日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は84.3億円(前年同期比7.8%減)だったと発表した。増収となったものの、売上原価の増加が響いた。

★9:37  ニチコン-急騰 160万株・16億円を上限に自社株買い 消却も発表
 ニチコン<6996.T>が急騰。 同社は2月6日、160万株・16億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。 取得期間は2025年2月7日~2025年3月27日。

 併せて、800万株の自己株式を消却することも発表。消却予定日は2025年2月28日。 消却前の発行済株式総数に対する割合は10.26%となる。

★9:37  ニチコン-急騰 3Q累計営業益53%減もコンセンサス上回る
 ニチコン<6996.T>が急騰。同社は2月6日に、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は37.6億円(前年同期比52.7%減)だったと発表した。市場コンセンサスは33.3億円。

 コンデンサ事業が、自動車・車載関連機器向けが各国の完成車メーカーをはじめ各社とも生産減や計画の見直しがみられていることもあり、大幅な減益となった。

 併せて、25.3期の期末配当予想を17円→18円(前期は17円)に修正すると発表した。年間配当は34円→35円となる。

 なお、株価は着地が市場コンセンサスを上回ったことや、併せて発表した増配や自己株取得・消却が好感され、買いが入っている。

★9:39  アズビル-野村が目標株価を引き上げ BA上振れを考慮し利益予想を引き上げ
 アズビル<6845.T>が続伸。野村証券では、BA上振れを考慮し利益予想を引き上げた。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は1450円→1500円に引き上げた。

 野村では、10~12月期の営業利益は前年同期比19%増の122億円と野村予想の105億円を上回り前四半期の同6%増から増益幅も拡大した点について、第一印象はややポジティブと指摘。4~6月期、7~9月期に引き続きBA事業の利益上振れが主要因で、AA事業の利益は野村予想線だったという。BAでは新築案件の受注時採算の改善による利益率上昇に加え、年間を通じて作業を平準化する取り組みによる効率改善、増収効果が利益成長に寄与していると考えている。各期の野村利益予想をBAの上振れを考慮して上方修正した。

★9:40  TBSHD-3日ぶり大幅反落 通期最終益を上方修正 コンセンサス下回る
 TBSホールディングス<9401.T>が3日ぶり大幅反落。同社は6日、25.3期通期の連結純利益予想を従来の374億円(前期比1.9%減)から406億円(同6.5%増)に、期末配当予想を27円から35円(前期末は22円)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは419億円。

 TBSテレビのタイム・スポットを中心とした放送収入や配信事業収入などの上振れ、スタイリングライフグループでの収入伸長、投資有価証券売却益の計上などが寄与する。年間配当予想は62円(前期は44円)となる。

 25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は437億円(前年同期比14.1%増)だった。


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