後場コメント No.4 ＩＨＩ、ダイダン、マツダ、ＳＵＢＡＲＵ、阪和興、板硝子
★13:13 ＩＨＩ－後場急落 通期最終益を上方修正 コンセンサス下回る 3Q累計は黒字転換
ＩＨＩ<7013.T>が後場急落。同社は7日13時、25.3期通期の連結純損益予想（IFRS）を従来の850億円の黒字から900億円の黒字（前期は682億円の赤字）に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは913億円。
移転価格訴訟の終結に伴う税金還付の影響を反映した。営業利益および税引前利益の見通しは据え置いた。
25.3期3Q累計（4-12月）の連結純損益は768億円の黒字（前年同期は1096億円の赤字）だった。民間向け航空エンジンにおいて、スペアパーツ販売が順調に拡大した。ライフサイクルビジネスの拡大なども寄与した。
なお、通期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。
ＩＨＩ<7013.T>が後場急落。同社は7日13時、25.3期通期の連結純損益予想（IFRS）を従来の850億円の黒字から900億円の黒字（前期は682億円の赤字）に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは913億円。
移転価格訴訟の終結に伴う税金還付の影響を反映した。営業利益および税引前利益の見通しは据え置いた。
25.3期3Q累計（4-12月）の連結純損益は768億円の黒字（前年同期は1096億円の赤字）だった。民間向け航空エンジンにおいて、スペアパーツ販売が順調に拡大した。ライフサイクルビジネスの拡大なども寄与した。
なお、通期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。
★13:15 ダイダン－3日続伸 通期営業益を上方修正 増配も発表
ダイダン<1980.T>が3日続伸。同社は7日13時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の175億円から220億円（前期比2.1倍）に上方修正すると発表した。手持ち工事の利益改善が直近の想定より上振れる見込みであることなどを踏まえた。
25.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益は164億円（前年同期比2.6倍）だった。
併せて、25.3期の期末配当予想を71円から98円に上方修正すると発表した。年間配当は123円→150円となる。
ダイダン<1980.T>が3日続伸。同社は7日13時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の175億円から220億円（前期比2.1倍）に上方修正すると発表した。手持ち工事の利益改善が直近の想定より上振れる見込みであることなどを踏まえた。
25.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益は164億円（前年同期比2.6倍）だった。
併せて、25.3期の期末配当予想を71円から98円に上方修正すると発表した。年間配当は123円→150円となる。
★13:20 マツダ－後場マイナス転換 3Q累計最終益45％減 販売奨励金など響く
マツダ<7261.T>が後場マイナス転換。同社は7日13時、25.3期3Q累計（4-12月）の連結純利益は906億円（前年同期比45.3％減）だったと発表した。市場コンセンサスは919億円。
ブランド価値経営の着実な実践により、米国・メキシコ市場の年間販売台数は過去最高を更新した。一方、販売奨励金や原材料・物流費、固定費などの影響により減益となった。通期の純利益予想は1400億円（前期比32.6％減）を据え置いた。想定為替レートは1米ドル153円（前回は149円）に、1ユーロ164円（同163円）に変更した。
マツダ<7261.T>が後場マイナス転換。同社は7日13時、25.3期3Q累計（4-12月）の連結純利益は906億円（前年同期比45.3％減）だったと発表した。市場コンセンサスは919億円。
ブランド価値経営の着実な実践により、米国・メキシコ市場の年間販売台数は過去最高を更新した。一方、販売奨励金や原材料・物流費、固定費などの影響により減益となった。通期の純利益予想は1400億円（前期比32.6％減）を据え置いた。想定為替レートは1米ドル153円（前回は149円）に、1ユーロ164円（同163円）に変更した。
★13:23 ＳＵＢＡＲＵ－後場急騰 通期最終益を上方修正 配当方針変更と増配も発表
ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>が後場買い気配。同社は7日13時、25.3期通期の連結純利益（IFRS）予想を従来の3000億円から3300億円（前期比14.3％減）に上方修正すると発表した。為替変動による増収増益の効果などを織り込んだ。為替レートは1米ドル＝153円、1ユーロ＝164円。
25.3期3Q累計（4-12月）の連結純利益は3174億円（前年同期比6.2％増）だった。価格改定や為替変動による増収効果が寄与した。
併せて、配当方針を変更し、総還元性向40％以上をめざすという。配当はDOE（親会社所有者帰属持分配当率）を3.5％とし、配当額が総還元性向40％を下回る場合には、自己株式の取得を主として対応する。なお、DOEのベースとなる親会社所有者帰属持分は、累進的な配当をめざすため、為替などの影響で大きく増減する「その他の資本の構成要素」は除くとしている。
変更に伴い、25.3期の期末配当予想を48円から67円（前期末は58円）に上方修正すると発表した。年間配当は96円→115円（前期は106円）となる。
ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>が後場買い気配。同社は7日13時、25.3期通期の連結純利益（IFRS）予想を従来の3000億円から3300億円（前期比14.3％減）に上方修正すると発表した。為替変動による増収増益の効果などを織り込んだ。為替レートは1米ドル＝153円、1ユーロ＝164円。
25.3期3Q累計（4-12月）の連結純利益は3174億円（前年同期比6.2％増）だった。価格改定や為替変動による増収効果が寄与した。
併せて、配当方針を変更し、総還元性向40％以上をめざすという。配当はDOE（親会社所有者帰属持分配当率）を3.5％とし、配当額が総還元性向40％を下回る場合には、自己株式の取得を主として対応する。なお、DOEのベースとなる親会社所有者帰属持分は、累進的な配当をめざすため、為替などの影響で大きく増減する「その他の資本の構成要素」は除くとしている。
変更に伴い、25.3期の期末配当予想を48円から67円（前期末は58円）に上方修正すると発表した。年間配当は96円→115円（前期は106円）となる。
★13:26 阪和興業－後場上げ幅拡大 3Q累計営業益12％増 鉄鋼事業や食品事業で利益率改善
阪和興業<8078.T>が後場上げ幅拡大。同社は7日13時、25.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益は474億円（前年同期比11.6％増）だったと発表した。市場コンセンサスは434億円。
エネルギー・生活資材事業やリサイクルメタル事業を中心に取り扱う数量が増加したことで増収となった。鉄鋼事業や食品事業の利益率の改善も寄与した。
阪和興業<8078.T>が後場上げ幅拡大。同社は7日13時、25.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益は474億円（前年同期比11.6％増）だったと発表した。市場コンセンサスは434億円。
エネルギー・生活資材事業やリサイクルメタル事業を中心に取り扱う数量が増加したことで増収となった。鉄鋼事業や食品事業の利益率の改善も寄与した。
★13:28 日本板硝子－後場急落 通期最終損益を下方修正 一転赤字へ 3Q累計は赤字転落
日本板硝子<5202.T>が後場急落。同社は7日13時、25.3期通期の連結純損益予想（IFRS）を従来の0円から170億円の赤字（前期は106億円の黒字）に下方修正すると発表した。
減速した欧州経済の回復が想定よりも遅れ、3Q累計の業績が想定を下回った。4Qも大きな改善は期待できない見込み。自動車用ガラス事業について、ドイツの工場1拠点の生産体制の見直しを行うことも踏まえた。
25.3期3Q累計（4-12月）の連結純損益は108億円の赤字（前年同期は135億円の黒字）だった。
日本板硝子<5202.T>が後場急落。同社は7日13時、25.3期通期の連結純損益予想（IFRS）を従来の0円から170億円の赤字（前期は106億円の黒字）に下方修正すると発表した。
減速した欧州経済の回復が想定よりも遅れ、3Q累計の業績が想定を下回った。4Qも大きな改善は期待できない見込み。自動車用ガラス事業について、ドイツの工場1拠点の生産体制の見直しを行うことも踏まえた。
25.3期3Q累計（4-12月）の連結純損益は108億円の赤字（前年同期は135億円の黒字）だった。
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