前場コメント No.10 SBIインシュ、構造計画、エクシオG、東和薬品、ゲンキードラ、フォスタ電

2025/02/12(水) 11:30
★10:42  SBIインシュアランス-上げ幅拡大 3Q累計純利益8%増 保有契約件数の増加など寄与
 SBIインシュアランスグループ<7326.T>が上げ幅拡大。同社は12日10時30分、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は18.7億円(前年同期比7.9%増)だったと発表した。通期計画19.0億円に対する進ちょく率は98.3%。

 各事業において保有契約件数が堅調に増加した。繰延税金資産の計上による税金費用の減少なども寄与した。通期の見通しは据え置いた。

★10:43  構造計画研究所HD-急騰 上期営業益は1.4億円 自社株買いも発表
 構造計画研究所ホールディングス<208A.T>が急騰。同社は7日、25.6期上期(7-12月)の連結営業利益は1.4億円だったと発表した。同社は2024年7月1日に単独株式移転により設立されたため、前年同期との比較はできない。

 前期から繰り越された豊富な受注残高に加え、エンジニアリングコンサルティングの着実な進ちょく、およびプロダクツサービスにおけるクラウド提供型ビジネスの成長が継続したことなどが寄与した。

 なお、同日発表された自社株買いも好感されている。

★10:43  構造計画研究所HD-急騰 4万5000株・2億円を上限に自社株買い 割合は0.82%
 構造計画研究所ホールディングス<208A.T>が急騰。同社は10日、4万5000株・2億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年2月17日~12月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.82%となる。

 取得方法は、自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による市場買い付け、および立会取引市場における市場買い付けによる。

★10:44  エクシオG-岩井コスモが目標株価引き上げ 業績好調な高配当利回り・連続増配銘柄として注目
 エクシオグループ<1951.T>が●日続伸。岩井コスモ証券では、業績好調な高配当利回り・連続増配銘柄として注目。投資判断「A」を継続、目標株価を1900円→2000円と引き上げた。

 同社は25.3期業績予想の上方修正と自社株買いを発表。光回線関連やモバイル通信基地局向けなどの電気通信工事関連収益が想定以上に好調となっている。岩井コスモでは、今来期ともに前期比2割弱の営業増益が期待できるとみている。今期予想配当利回りは直近で約3.7%と高く、今期は13期連続の増配見通し。業績好調な高配当利回り・連続増配銘柄として同社株の上昇が期待できるとしている。

★10:52  東和薬品-東海東京が目標株価引き上げ 業績予想を見直し
 東和薬品<4553.T>が続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、選定療養制度や最低薬価引き上げなどを考慮し業績予想を見直した。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を4070円→4600円と引き上げた。

 東海東京では担当アナリスト変更に伴い業績予想を変更した。25.3期業績は前年比16%増収、同39%営業増益と予想。山形工場における第三固形製剤棟と第二無菌製剤棟の稼働による増産効果、不採算品再算定による一部薬価の引き上げ効果、選定療養制度での先発薬から後発薬への置き換えペースの加速、が主に増収増益に寄与する見通しとした。
 26.3期業績に関しては前年比7%増収、同10%営業増益と予想している。

★10:58  Genky-東海東京が目標株価引き上げ 出店増加ペースは高まっている
 Genky DrugStores<9267.T>が3日ぶり反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、出店増加ペースは高まっていると判断。投資判断「Outperform」を継続、目標株価を4200円→4700円と引き上げた。

 東海東京では、25.6期上期を経過した時点で25.6期の出店数を54店舗と従来計画比5店舗上方修正した点に注目。23.6-24.6期の店舗純増数は24店舗程度に留まっていたが、今後の店舗純増ペースは拡大に向かうと想定している。
 26.6期期末店舗数は538店舗と前期末比58店舗と店舗純増ペースの加速を予想。26.6期以降も出店数の逓増を背景として業績成長は続くと東海東京では考えている。

★10:58  フォスター電機-急落 3Q累計営業益46%増もコンセンサス下回る
 フォスター電機<6794.T>が急落。同社は10日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は56.2億円(前年同期比45.6%増)だったと発表した。市場コンセンサスは56.6億円。

 利益率の高いスピーカ販売が増加したことおよび継続的な原価改善策により、主力のスピーカ事業で大幅増益となったことなどが寄与した。

 併せて、25.3期の期末配当予想を30円から40円(前期末は15円)に上方修正すると発表した。年間配当は50円→60円(前期は25円)となる。

 なお、株価はコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。


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