後場コメント No.1 日清オイリオ、鹿島、フジシール、DIC、ヨコオ、日清紡HD
★12:30 日清オイリオ-後場マイナス転換 3Q連結営業益13%減 油脂事業の減益響く
日清オイリオグループ<2602.T>が後場マイナス転換。同社は2月12日12時に、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は169億円(前年同期比12.9%減)だったと発表した。
油脂事業が、オリーブオイルの原価上昇や国内油脂の粗利単価低下および物流費の増加などにより、大幅な減益となったことが響いた。
日清オイリオグループ<2602.T>が後場マイナス転換。同社は2月12日12時に、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は169億円(前年同期比12.9%減)だったと発表した。
油脂事業が、オリーブオイルの原価上昇や国内油脂の粗利単価低下および物流費の増加などにより、大幅な減益となったことが響いた。
★12:30 鹿島-5日続伸 通期営業益を上方修正 増配も発表 3Q累計は7%減
鹿島<1812.T>が5日続伸。同社は12日12時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の1400億円から1440億円(前期比5.7%増)に、期末配当予想を45円から59円(前期末は55円)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは1436億円。
建築事業における売上総利益率の向上や、海外関係会社の業績改善などが寄与する。年間配当予想は104円(前期は90円)となる。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は946億円(前年同期比7.4%減)だった。
鹿島<1812.T>が5日続伸。同社は12日12時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の1400億円から1440億円(前期比5.7%増)に、期末配当予想を45円から59円(前期末は55円)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは1436億円。
建築事業における売上総利益率の向上や、海外関係会社の業績改善などが寄与する。年間配当予想は104円(前期は90円)となる。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は946億円(前年同期比7.4%減)だった。
★12:31 フジシール-後場買い気配 通期営業益を上方修正 増配も発表 3Q累計は54%増
フジシールインターナショナル<7864.T>が後場買い気配。同社は12日12時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の154億円から186億円(前期比39.7%増)に、期末配当予想を30円から35円(前期末は43円)に上方修正すると発表した。
既存事業の伸長と海外子会社における円安の影響から、売上高が従来予想を上回る見通し。不採算事業の見直しをはじめとした各地域での収益性向上施策が奏功していることや、高収益の医薬市場向け機械の販売が好調なことも寄与する。年間配当予想は65円(前期は60円)となる。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は141億円(前年同期比53.8%増)だった。
フジシールインターナショナル<7864.T>が後場買い気配。同社は12日12時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の154億円から186億円(前期比39.7%増)に、期末配当予想を30円から35円(前期末は43円)に上方修正すると発表した。
既存事業の伸長と海外子会社における円安の影響から、売上高が従来予想を上回る見通し。不採算事業の見直しをはじめとした各地域での収益性向上施策が奏功していることや、高収益の医薬市場向け機械の販売が好調なことも寄与する。年間配当予想は65円(前期は60円)となる。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は141億円(前年同期比53.8%増)だった。
★12:31 DIC-後場マイナス転換 今期営業益8%増見込むも材料出尽くし
DIC<4631.T>が後場マイナス転換。同社は2月12日12時に、25.12期通期の連結営業利益予想は480億円(前期比7.8%増)と発表した。市場コンセンサスは470億円。
2024年2月に公表した長期経営計画「DIC Vision 2030」の見直しで掲げた基本方針に沿い、引き続き「事業ポートフォリオの変革をいっそう加速し、成長軌道の道筋を明確化させる」などの考えを念頭に事業運営に注力しながら、外部環境の変化に対しても迅速な対応を講じることで、業績の回復軌道を維持できるように努めるとしている。
24.12期通期の連結営業利益は445億円(前の期比2.5倍)だった。会社計画400億円を上回った。原料価格が下落傾向にあるなか、地域や製品に応じて適切な価格対応に努めたことが寄与した。
しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
DIC<4631.T>が後場マイナス転換。同社は2月12日12時に、25.12期通期の連結営業利益予想は480億円(前期比7.8%増)と発表した。市場コンセンサスは470億円。
2024年2月に公表した長期経営計画「DIC Vision 2030」の見直しで掲げた基本方針に沿い、引き続き「事業ポートフォリオの変革をいっそう加速し、成長軌道の道筋を明確化させる」などの考えを念頭に事業運営に注力しながら、外部環境の変化に対しても迅速な対応を講じることで、業績の回復軌道を維持できるように努めるとしている。
24.12期通期の連結営業利益は445億円(前の期比2.5倍)だった。会社計画400億円を上回った。原料価格が下落傾向にあるなか、地域や製品に応じて適切な価格対応に努めたことが寄与した。
しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
★12:32 ヨコオ-後場売り気配 通期営業益を下方修正 3Q累計は4.1倍
ヨコオ<6800.T>が後場売り気配。同社は12日12時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の44.5億円から40.0億円(前期比2.5倍)に下方修正すると発表した。
FC・MDセグメントにおいては増収に伴う増益が見込まれるものの、VCCSセグメントにおける減収および物流費の増加などによる減益が見込まれることに加え、CTCセグメントにおいて一時的な技術課題対応費用の影響が一部残ることなどを踏まえた。想定為替レートは、1米ドル150円(前回予想時は1米ドル145円)。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は31.0億円(前年同期比4.1倍)だった。
ヨコオ<6800.T>が後場売り気配。同社は12日12時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の44.5億円から40.0億円(前期比2.5倍)に下方修正すると発表した。
FC・MDセグメントにおいては増収に伴う増益が見込まれるものの、VCCSセグメントにおける減収および物流費の増加などによる減益が見込まれることに加え、CTCセグメントにおいて一時的な技術課題対応費用の影響が一部残ることなどを踏まえた。想定為替レートは、1米ドル150円(前回予想時は1米ドル145円)。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は31.0億円(前年同期比4.1倍)だった。
★12:33 日清紡HD-後場上げ幅縮小 今期営業益19%増見込む 前期は33%増
日清紡ホールディングス<3105.T>が後場上げ幅縮小。同社は12日11時30分、25.12期通期の連結営業利益予想を197億円(前期比18.8%増)に、年間配当予想を36円(前期は36円)にすると発表した。注力領域である無線・通信の成長と、マイクロデバイス事業の黒字化を見込む。
24.12期通期の連結営業利益は166億円(前の期比33.1%増)だった。会社計画は150億円。ブレーキ事業子会社を売却したことにより減収となったものの、国際電気の連結子会社化などにより増益となった。
なお、今期の利益成長率が物足りないとの見方もあり、株価は上げ幅を縮める展開となっている。
日清紡ホールディングス<3105.T>が後場上げ幅縮小。同社は12日11時30分、25.12期通期の連結営業利益予想を197億円(前期比18.8%増)に、年間配当予想を36円(前期は36円)にすると発表した。注力領域である無線・通信の成長と、マイクロデバイス事業の黒字化を見込む。
24.12期通期の連結営業利益は166億円(前の期比33.1%増)だった。会社計画は150億円。ブレーキ事業子会社を売却したことにより減収となったものの、国際電気の連結子会社化などにより増益となった。
なお、今期の利益成長率が物足りないとの見方もあり、株価は上げ幅を縮める展開となっている。
★12:33 日清紡HD-後場上げ幅縮小 立会外買い付けで上限130万株の自社株買い 割合0.83%
日清紡ホールディングス<3105.T>が後場上げ幅縮小。同社は12日11時30分、立会外買付取引(ToSTNeT-3)により130万株・13億円を上限とする自己株式の取得を行うと発表した。取得日は13日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.83%となる。
なお、株価は同時に発表した決算を受けて上げ幅を縮める展開となっている。
日清紡ホールディングス<3105.T>が後場上げ幅縮小。同社は12日11時30分、立会外買付取引(ToSTNeT-3)により130万株・13億円を上限とする自己株式の取得を行うと発表した。取得日は13日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.83%となる。
なお、株価は同時に発表した決算を受けて上げ幅を縮める展開となっている。
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