後場コメント No.3 日本ハム、共英製鋼、セック、東レ、OLC、博報堂DY
★12:53 日本ハム-SMBC日興が目標株価引き下げ PBR1倍の壁突破は当面厳しくなった
日本ハム<2282.T>が反落。SMBC日興証券では、PBR1倍の壁突破は当面厳しくなったと指摘。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を6000円→5300円に引き下げた。
SMBC日興では、25.3期3Qでは食肉、海外事業における収益の不安定が露呈したと指摘。業績信頼度の低下や成長期待の乏しさから、当面PBR1倍の壁突破は厳しいとみている。今後は輸入事業の環境が厳しさを増すなか、国産食肉を強化し収益力を改善できるかがカギを握るとしている。
日本ハム<2282.T>が反落。SMBC日興証券では、PBR1倍の壁突破は当面厳しくなったと指摘。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を6000円→5300円に引き下げた。
SMBC日興では、25.3期3Qでは食肉、海外事業における収益の不安定が露呈したと指摘。業績信頼度の低下や成長期待の乏しさから、当面PBR1倍の壁突破は厳しいとみている。今後は輸入事業の環境が厳しさを増すなか、国産食肉を強化し収益力を改善できるかがカギを握るとしている。
★13:06 共英製鋼-SMBC日興が目標株価を引き上げ 内外の市場環境は厳しい、投資効果浸透を待つ
共英製鋼<5440.T>が小幅安。SMBC日興証券では、内外の市場環境は厳しい、投資効果浸透を待つと指摘。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価は2000円→2050円に引き上げた。
SMBC日興では、カナダのAltaSteelは需要好転と品種多角化で増益基調となりそうだが、(1)鋼材内需の構造的減少、(2)ベトナムの供給過剰、(3)米国経済は堅調だが、棒鋼市場は供給圧力が強いなど市場環境は厳しいと指摘。この状況に対して、(1)国内は価格維持のスタンス、(2)ベトナムのVKS、KSVCは拡販とコスト・ミニマム操業、(3)ベトナムのVISは製鋼一貫工場の操業へのシフト、(4)米国のVintonは最新鋭設備の導入、等で利益成長を目指す方針。(3)は2025年半ば以降、(4)は2027年初に最新鋭設備が稼働する予定だが、初期は立ち上げ負担が重く、投資効果の浸透には時間がかかるとみている。
共英製鋼<5440.T>が小幅安。SMBC日興証券では、内外の市場環境は厳しい、投資効果浸透を待つと指摘。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価は2000円→2050円に引き上げた。
SMBC日興では、カナダのAltaSteelは需要好転と品種多角化で増益基調となりそうだが、(1)鋼材内需の構造的減少、(2)ベトナムの供給過剰、(3)米国経済は堅調だが、棒鋼市場は供給圧力が強いなど市場環境は厳しいと指摘。この状況に対して、(1)国内は価格維持のスタンス、(2)ベトナムのVKS、KSVCは拡販とコスト・ミニマム操業、(3)ベトナムのVISは製鋼一貫工場の操業へのシフト、(4)米国のVintonは最新鋭設備の導入、等で利益成長を目指す方針。(3)は2025年半ば以降、(4)は2027年初に最新鋭設備が稼働する予定だが、初期は立ち上げ負担が重く、投資効果の浸透には時間がかかるとみている。
★13:06 セック-急騰 通期営業益を上方修正 増配も発表
セック<3741.T>が急騰。同社は10日、25.3期通期の営業利益予想を従来の16.8億円から17.8億円(前期比21.3%増)に上方修正すると発表した。
3Q累計期間において、官公庁向けの開発が好調であったことに加え、医療分野や防衛分野の開発も大幅に増加したことを踏まえた。
25.3期3Q累計(4-12月)の営業利益は12.5億円(前年同期比18.3%増)だった。
併せて、25.3期の期末配当予想を97円から102円(前期末は87円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。
セック<3741.T>が急騰。同社は10日、25.3期通期の営業利益予想を従来の16.8億円から17.8億円(前期比21.3%増)に上方修正すると発表した。
3Q累計期間において、官公庁向けの開発が好調であったことに加え、医療分野や防衛分野の開発も大幅に増加したことを踏まえた。
25.3期3Q累計(4-12月)の営業利益は12.5億円(前年同期比18.3%増)だった。
併せて、25.3期の期末配当予想を97円から102円(前期末は87円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。
★13:07 東レ-後場急落 3Q累計最終益65%増 コンセンサス下回る
東レ<3402.T>が後場急落。同社は12日13時、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益(IFRS)は752億円(前年同期比64.6%増)だったと発表した。市場コンセンサスは794億円。
繊維、機能化成品、炭素繊維複合材料セグメントが堅調に推移した。特に機能化成品セグメントは、樹脂事業は中国市場等の需要回復、フィルム事業は前期の在庫調整からの需要回復・拡大を主因に大幅な収益改善となった。
なお、着地がコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。
東レ<3402.T>が後場急落。同社は12日13時、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益(IFRS)は752億円(前年同期比64.6%増)だったと発表した。市場コンセンサスは794億円。
繊維、機能化成品、炭素繊維複合材料セグメントが堅調に推移した。特に機能化成品セグメントは、樹脂事業は中国市場等の需要回復、フィルム事業は前期の在庫調整からの需要回復・拡大を主因に大幅な収益改善となった。
なお、着地がコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。
★13:23 OLC-大和が目標株価を引き上げ 今後の成長を見据える局面へ回帰か
オリエンタルランド<4661.T>が軟調。大和証券では、今後の成長を見据える局面へ回帰と指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は4200円→4500円に引き上げた。
大和では、3Q累計ベースでは売上高/入園者数ともに期初計画を下回っての進捗が続いているが、3Q実績やファンタジースプリングスの寄与拡大等を踏まえれば、会社計画への過度な懸念は不要とみている。次年度に向けては、海外ゲストの増や高付加価値サービス提供が構造的な成長要因。26/3~28/3期の次期中計期間では、チケット単価の見直しも想定している。大和の営業利益予想は、25/3期1700億円、26/3期1845億円、27/3期2073億円、28/3期2164億円とした。
オリエンタルランド<4661.T>が軟調。大和証券では、今後の成長を見据える局面へ回帰と指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は4200円→4500円に引き上げた。
大和では、3Q累計ベースでは売上高/入園者数ともに期初計画を下回っての進捗が続いているが、3Q実績やファンタジースプリングスの寄与拡大等を踏まえれば、会社計画への過度な懸念は不要とみている。次年度に向けては、海外ゲストの増や高付加価値サービス提供が構造的な成長要因。26/3~28/3期の次期中計期間では、チケット単価の見直しも想定している。大和の営業利益予想は、25/3期1700億円、26/3期1845億円、27/3期2073億円、28/3期2164億円とした。
★13:23 博報堂DY-後場下げ幅拡大 3Q累計最終黒字転換もコンセンサス下回る
博報堂DYホールディングス<2433.T>が後場下げ幅拡大。同社は12日13時、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純損益は2.6億円の黒字(前年同期は53.1億円の赤字)だったと発表した。市場コンセンサスは78.0億円の黒字。
北米における構造改革関連費用や投資有価証券評価損など、特別損失を119億円計上したものの、前年同期から55億円増の2億円となり、黒字に転じたとしている。
なお、株価はコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。
博報堂DYホールディングス<2433.T>が後場下げ幅拡大。同社は12日13時、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純損益は2.6億円の黒字(前年同期は53.1億円の赤字)だったと発表した。市場コンセンサスは78.0億円の黒字。
北米における構造改革関連費用や投資有価証券評価損など、特別損失を119億円計上したものの、前年同期から55億円増の2億円となり、黒字に転じたとしている。
なお、株価はコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。
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