後場コメント No.2 メディシノバ、富士電機、キオクシアHD、佐藤渡辺、BBSec、東京計器
★12:44 メディシノバ-急落 前期最終赤字拡大 売り上げなく費用増も響く
メディシノバ・インク<4875.T>が急落。同社は20日8時、24.12期通期の連結純損益は17.1億円の赤字(前の期は13.2億円の赤字)だったと発表した。
前期は売上高として計上すべき収入がなかった。進行中の臨床治験にかかる費用や治験薬の製造原価が増加したこともあり、赤字幅が拡大した。
25.12期の業績予想は非開示とした。具体的な売上高および営業利益の予想値を公表することは、同社が進めている提携および導出活動における価値の最大化を阻害する要因となる可能性が想定されるとしている。
なお、同社については監査を担当する公認会計士の転職や異動による人員の変更が発生し、当初の想定よりも監査の手続きに時間を要していた。このため、決算開示が期末後50日を超えることとなった。
メディシノバ・インク<4875.T>が急落。同社は20日8時、24.12期通期の連結純損益は17.1億円の赤字(前の期は13.2億円の赤字)だったと発表した。
前期は売上高として計上すべき収入がなかった。進行中の臨床治験にかかる費用や治験薬の製造原価が増加したこともあり、赤字幅が拡大した。
25.12期の業績予想は非開示とした。具体的な売上高および営業利益の予想値を公表することは、同社が進めている提携および導出活動における価値の最大化を阻害する要因となる可能性が想定されるとしている。
なお、同社については監査を担当する公認会計士の転職や異動による人員の変更が発生し、当初の想定よりも監査の手続きに時間を要していた。このため、決算開示が期末後50日を超えることとなった。
★12:54 富士電機-丸三が目標株価引き下げ FA機器やパワー半導体の需要低調さを考慮
富士電機<6504.T>が反落。丸三証券では、FA機器やパワー半導体の需要低調さを考慮。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を11700円→10400円に引き下げた。
丸三では、好調な施設・電源システムの業績貢献額を増額したほか、為替前提を円安方向に見直した。一方、FA機器や自動車向けパワー半導体の業績貢献を前回予想比減額したことで、連結としては減額修正。目標株価も引き下げた。中期目線ではパワー半導体の需要回復・拡大、施設・電源システムの需要拡大を中心とした業績成長期待に変更はないとしている。
富士電機<6504.T>が反落。丸三証券では、FA機器やパワー半導体の需要低調さを考慮。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を11700円→10400円に引き下げた。
丸三では、好調な施設・電源システムの業績貢献額を増額したほか、為替前提を円安方向に見直した。一方、FA機器や自動車向けパワー半導体の業績貢献を前回予想比減額したことで、連結としては減額修正。目標株価も引き下げた。中期目線ではパワー半導体の需要回復・拡大、施設・電源システムの需要拡大を中心とした業績成長期待に変更はないとしている。
★12:57 キオクシアHD-4日ぶり反落 米サンディスクと次世代の3次元フラッシュメモリ技術を発表
キオクシアホールディングス<285A.T>が4日ぶり反落。同社は20日、サンディスク(米国)と、4.8ギガビット/秒のNANDインターフェース速度とさらなる低消費電力化、高密度化を実現する新しい3次元フラッシュメモリ技術を開発したと発表した。
新しい3次元フラッシュメモリ技術は、両社の革新的なCBA(CMOS directly Bonded to Array)技術と、最新のToggle DDR6.0 インターフェースを新たに導入し、新たなコマンドアドレス入力手法であるSCAプロトコルや、さらなる消費電力の低減に有効なPI-LTT技術を活用。データ入出力の電力効率を、入力時に10%、出力時に34%改善し、低消費電力と高性能が両立しているという。これらの技術を導入する第10世代3次元フラッシュメモリは、積層数を332層に増やし、フロアプランの最適化による平面方向の高密度化をすることで、ビット密度が59%向上するとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
キオクシアホールディングス<285A.T>が4日ぶり反落。同社は20日、サンディスク(米国)と、4.8ギガビット/秒のNANDインターフェース速度とさらなる低消費電力化、高密度化を実現する新しい3次元フラッシュメモリ技術を開発したと発表した。
新しい3次元フラッシュメモリ技術は、両社の革新的なCBA(CMOS directly Bonded to Array)技術と、最新のToggle DDR6.0 インターフェースを新たに導入し、新たなコマンドアドレス入力手法であるSCAプロトコルや、さらなる消費電力の低減に有効なPI-LTT技術を活用。データ入出力の電力効率を、入力時に10%、出力時に34%改善し、低消費電力と高性能が両立しているという。これらの技術を導入する第10世代3次元フラッシュメモリは、積層数を332層に増やし、フロアプランの最適化による平面方向の高密度化をすることで、ビット密度が59%向上するとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★13:04 佐藤渡辺-後場下げ幅拡大 通期営業益を下方修正 一転減益へ
佐藤渡辺<1807.T>が後場下げ幅拡大。同社は20日13時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の18.0億円(前期比9.0%増)から9.0億円(前期比45.5%減)に下方修正すると発表した。
工事部門における資機材価格、労務費の高騰や、製品等販売部門における製造数量の減少などが響く。年間配当予想は80円を据え置いた。
佐藤渡辺<1807.T>が後場下げ幅拡大。同社は20日13時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の18.0億円(前期比9.0%増)から9.0億円(前期比45.5%減)に下方修正すると発表した。
工事部門における資機材価格、労務費の高騰や、製品等販売部門における製造数量の減少などが響く。年間配当予想は80円を据え置いた。
★13:14 ブロードバンドセキュリティ-4日ぶり反発 エージェント型のWeb改ざん検知サービスを開始
ブロードバンドセキュリティ<4398.T>が4日ぶり反発。同社は20日13時、ECサイトをはじめとするWebサイトをより安全に運用するため、新たにエージェント型のWeb改ざん検知サービスを開始すると発表した。
同サービスは、韓国のセキュリティ企業Security Strategy Researchの最新技術を採用し、顧客のWebサイトをより確実に保護するとしている。
ブロードバンドセキュリティ<4398.T>が4日ぶり反発。同社は20日13時、ECサイトをはじめとするWebサイトをより安全に運用するため、新たにエージェント型のWeb改ざん検知サービスを開始すると発表した。
同サービスは、韓国のセキュリティ企業Security Strategy Researchの最新技術を採用し、顧客のWebサイトをより確実に保護するとしている。
★13:32 東京計器-丸三が目標株価引き上げ 船舶港湾機器事業の中期成長を予想
東京計器<7721.T>が続落。丸三証券では、船舶港湾機器事業が旺盛な需要を背景に中期にわたり成長すると予想。投資判断は「買い」を継続、目標株価を4000円→4400円に引き上げた。
丸三では、産業機器向け油圧機器や印刷品質検査装置の売上見通しを若干減額したが、需要が旺盛な船舶機器向け保守サービスやガス系消火設備の利益を増額。費用抑制効果なども考慮した。船舶港湾機器事業は旺盛な需要を背景に中期にわたる成長を予想しており、防衛・通信機器事業の業容拡大および収益性の向上が継続するとの見方に変更はないとしている。
東京計器<7721.T>が続落。丸三証券では、船舶港湾機器事業が旺盛な需要を背景に中期にわたり成長すると予想。投資判断は「買い」を継続、目標株価を4000円→4400円に引き上げた。
丸三では、産業機器向け油圧機器や印刷品質検査装置の売上見通しを若干減額したが、需要が旺盛な船舶機器向け保守サービスやガス系消火設備の利益を増額。費用抑制効果なども考慮した。船舶港湾機器事業は旺盛な需要を背景に中期にわたる成長を予想しており、防衛・通信機器事業の業容拡大および収益性の向上が継続するとの見方に変更はないとしている。
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