前場コメント No.5 イートアンドH、ブリッジコン、グラッドキュ、ブイキューブ、Jパワー、杏林製薬
★9:13 イートアンドHD-続伸 通期営業益を下方修正も悪材料出尽くし
イートアンドホールディングス<2882.T>が続伸。同社は21日、25.2期通期の連結営業利益予想を従来の12.8億円から11.0億円(前期比3.9%増)に下方修正すると発表した。
直近の業績動向において、同社主力商品である「餃子」の主原料「キャベツ」は異常気象により収穫量が著しく減少しているという。契約農家からの供給維持を図っているものの、市場価格の急騰によるコスト増に加え、外食事業においては米の価格が高止まりを続けるなどの外部環境の変化を踏まえた。
なお株価は悪材料出尽くしで買いが優勢となっている。
イートアンドホールディングス<2882.T>が続伸。同社は21日、25.2期通期の連結営業利益予想を従来の12.8億円から11.0億円(前期比3.9%増)に下方修正すると発表した。
直近の業績動向において、同社主力商品である「餃子」の主原料「キャベツ」は異常気象により収穫量が著しく減少しているという。契約農家からの供給維持を図っているものの、市場価格の急騰によるコスト増に加え、外食事業においては米の価格が高止まりを続けるなどの外部環境の変化を踏まえた。
なお株価は悪材料出尽くしで買いが優勢となっている。
★9:14 ブリッジコンサル-大幅反発 JIAとIPO・M&A支援に関して業務提携
ブリッジコンサルティンググループ<9225.T>が大幅反発。同社は21日、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>と、IPO・M&A支援に関する業務提携契約を締結したと発表した。
同社でTOKYO PRO Market上場が可能となる内部管理体制のレベルまで短期間で整える支援を行い、適宜、J-Adviserと情報共有することにより、J-Adviserによる適格性の調査・確認にかかる時間の短縮をめざす。また、TOKYO PRO Market上場後、一般市場へのステップアップまたは上場企業へのM&Aにスムーズに進めるように、内部管理体制の運用・強化、事業計画の精度向上、決算体制の充足、資本政策の見直しなど、をワンストップで継続的に支援するとしている。
ブリッジコンサルティンググループ<9225.T>が大幅反発。同社は21日、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>と、IPO・M&A支援に関する業務提携契約を締結したと発表した。
同社でTOKYO PRO Market上場が可能となる内部管理体制のレベルまで短期間で整える支援を行い、適宜、J-Adviserと情報共有することにより、J-Adviserによる適格性の調査・確認にかかる時間の短縮をめざす。また、TOKYO PRO Market上場後、一般市場へのステップアップまたは上場企業へのM&Aにスムーズに進めるように、内部管理体制の運用・強化、事業計画の精度向上、決算体制の充足、資本政策の見直しなど、をワンストップで継続的に支援するとしている。
★9:19 グラッドキューブ-4日ぶり反落 世界のホースレーシング市場へ参入準備
グラッドキューブ<9561.T>が4日ぶり反落。同社は25日8時10分、2025年2月21日にアメリカを拠点とした世界のホースレーシング市場への参入に向けて準備を進めることを決定したと発表した。
現在、アメリカのホースレーシング市場に関わる複数の企業と連携し、共同事業の設立に向けた協議を進めているという。資金調達についても、既にアメリカの機関投資家から高い評価を得ており、出資に向けて前向きな回答があったとしている。
今回はアメリカのホースレーシングから事業を展開し、近い将来にオーストラリア、香港、フランス、英国、サウジアラビア、UAEなど、世界中のホースレーシングを対象としたカバレッジ拡大、さらにホースレーシングにとどまらないスポーツベッティングへの事業展開も進めていく考えだとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
グラッドキューブ<9561.T>が4日ぶり反落。同社は25日8時10分、2025年2月21日にアメリカを拠点とした世界のホースレーシング市場への参入に向けて準備を進めることを決定したと発表した。
現在、アメリカのホースレーシング市場に関わる複数の企業と連携し、共同事業の設立に向けた協議を進めているという。資金調達についても、既にアメリカの機関投資家から高い評価を得ており、出資に向けて前向きな回答があったとしている。
今回はアメリカのホースレーシングから事業を展開し、近い将来にオーストラリア、香港、フランス、英国、サウジアラビア、UAEなど、世界中のホースレーシングを対象としたカバレッジ拡大、さらにホースレーシングにとどまらないスポーツベッティングへの事業展開も進めていく考えだとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★9:19 ブイキューブ-急落 前期一転最終赤字 減損計上など響く 今期利益予想は非開示
ブイキューブ<3681.T>が急落。同社は21日、24.12期通期の連結純損益は14.2億円の赤字(前の期は56.2億円の赤字)だったと発表した。会社計画は1.0億円の黒字。
イベントDX事業およびサードプレイスDX事業におけるソフトウェアの一部や、業務効率化を目的に導入を進めていた社内業務システムに関する減損損失を計上した。国内のイベントDX事業の売り上げ計画未達なども響いた。連結売上高は104.6億円(前の期比5.6%減)となり、会社計画114.0億円を下回った。
25.12期通期の連結売上高予想は108.0億円~120.0億円(前期比3.2%増~14.7%増)とした。国内外の成長領域への重点投資や事業拡大の進展により伸長を見込む。利益予想は非開示。米国子会社のNASDAQ上場後における成長戦略の影響について、現在精査中であることなどが理由としている。
なお、同社はTEN HoldingsのIPO後の市場動向を慎重に見極めた上で、24.12期の財務諸表へ適切に反映する必要があると判断し、そのために相応の時間を要した。この結果、24.12期決算短信の開示が期末後50日を超えることとなった。
ブイキューブ<3681.T>が急落。同社は21日、24.12期通期の連結純損益は14.2億円の赤字(前の期は56.2億円の赤字)だったと発表した。会社計画は1.0億円の黒字。
イベントDX事業およびサードプレイスDX事業におけるソフトウェアの一部や、業務効率化を目的に導入を進めていた社内業務システムに関する減損損失を計上した。国内のイベントDX事業の売り上げ計画未達なども響いた。連結売上高は104.6億円(前の期比5.6%減)となり、会社計画114.0億円を下回った。
25.12期通期の連結売上高予想は108.0億円~120.0億円(前期比3.2%増~14.7%増)とした。国内外の成長領域への重点投資や事業拡大の進展により伸長を見込む。利益予想は非開示。米国子会社のNASDAQ上場後における成長戦略の影響について、現在精査中であることなどが理由としている。
なお、同社はTEN HoldingsのIPO後の市場動向を慎重に見極めた上で、24.12期の財務諸表へ適切に反映する必要があると判断し、そのために相応の時間を要した。この結果、24.12期決算短信の開示が期末後50日を超えることとなった。
★9:27 Jパワー-大和が投資判断を引き上げ ROE目標達成に向けた株主還元強化に期待
J-POWER(電源開発)<9513.T>が大幅反発。大和証券では、ROE目標達成に向けた株主還元強化に期待。投資判断は「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は2630円→2940円に引き上げた。
大和では、2026年度予想は経常利益で中計目標を上回る半面、予想ROE4.8%は中計目標5%を下回っており、株主資本の抑制が今後の課題になるとみている。米国ガス火力発電所の売却益について、2Q24決算説明会で菅野社長は「還元を検討したい」と言及した点に注目。2025年度会社計画の公表に際し、初めての自己株式取得を実施する可能性があり、株価上昇のカタリストになると想定している。
J-POWER(電源開発)<9513.T>が大幅反発。大和証券では、ROE目標達成に向けた株主還元強化に期待。投資判断は「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は2630円→2940円に引き上げた。
大和では、2026年度予想は経常利益で中計目標を上回る半面、予想ROE4.8%は中計目標5%を下回っており、株主資本の抑制が今後の課題になるとみている。米国ガス火力発電所の売却益について、2Q24決算説明会で菅野社長は「還元を検討したい」と言及した点に注目。2025年度会社計画の公表に際し、初めての自己株式取得を実施する可能性があり、株価上昇のカタリストになると想定している。
★9:31 杏林製薬-続伸 慢性咳嗽治療用アプリを国内で開発
杏林製薬<4569.T>が続伸。同社は25日9時、Hyfe(米国)と慢性咳嗽治療用アプリに関する「開発・商業化契約」を締結し、現在日本国内においてその開発を進めていると発表した。
同社がHyfeとともに開発している慢性咳嗽治療用アプリは、患者に行動変容を促し慢性咳嗽を軽減する非薬理学的治療法であるBCST(Behavioral Cough Suppression Therapy)に基づいたものであり、HyfeのAIを活用した咳モニタリング技術を活用しているという。今後、同社の呼吸器疾患領域における知見を活用し、日本市場に向けたアプリケーションの開発を進めていくとしている。
杏林製薬<4569.T>が続伸。同社は25日9時、Hyfe(米国)と慢性咳嗽治療用アプリに関する「開発・商業化契約」を締結し、現在日本国内においてその開発を進めていると発表した。
同社がHyfeとともに開発している慢性咳嗽治療用アプリは、患者に行動変容を促し慢性咳嗽を軽減する非薬理学的治療法であるBCST(Behavioral Cough Suppression Therapy)に基づいたものであり、HyfeのAIを活用した咳モニタリング技術を活用しているという。今後、同社の呼吸器疾患領域における知見を活用し、日本市場に向けたアプリケーションの開発を進めていくとしている。
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