前場コメント No.3 キヤノン、NRI、スタンレ電、ispace、テクノフレックス、中外薬
★9:07 キヤノン-3日続伸 通期営業益予想を下方修正 1Qは21%増
キヤノン<7751.T>が3日続伸。同社は4月24日、25.12期通期の連結営業利益予想(米国基準)を従来の5190.0億円から4660.0億円(前期比66.6%増)に下方修正すると発表した。市場コンセンサスは5034.5億円。
業績見通しの前提となる2Q以降の為替レートについては、米ドル142円、ユーロ160円とし、通期の前期比で米ドルは約7円の円高、ユーロは約4円の円高とし、前回公表から米ドルは約6円の円高、ユーロは同水準を想定している。この為替レートと米国関税政策の影響を踏まえるとともに、競争力の高い新製品の販売見込みなどを加味し、業績予想を修正した。
併せて発表した、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は965.2億円(前年同期比20.5%増)だった
ミラーレスカメラ、レーザープリンター、ネットワークカメラが高い成長を示し、全事業が増収となった。構造改革による売上高経費率の改善も増益に寄与した。
キヤノン<7751.T>が3日続伸。同社は4月24日、25.12期通期の連結営業利益予想(米国基準)を従来の5190.0億円から4660.0億円(前期比66.6%増)に下方修正すると発表した。市場コンセンサスは5034.5億円。
業績見通しの前提となる2Q以降の為替レートについては、米ドル142円、ユーロ160円とし、通期の前期比で米ドルは約7円の円高、ユーロは約4円の円高とし、前回公表から米ドルは約6円の円高、ユーロは同水準を想定している。この為替レートと米国関税政策の影響を踏まえるとともに、競争力の高い新製品の販売見込みなどを加味し、業績予想を修正した。
併せて発表した、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は965.2億円(前年同期比20.5%増)だった
ミラーレスカメラ、レーザープリンター、ネットワークカメラが高い成長を示し、全事業が増収となった。構造改革による売上高経費率の改善も増益に寄与した。
★9:08 野村総合研究所-もみ合い 今期営業益11%増見込む 前期は12%増
野村総合研究所<4307.T>がもみ合い。同社は4月24日、26.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を1500億円(前期比11.2%増)に、年間配当予想を74円(前期は63円)にすると発表した。市場コンセンサスは1487億円。
産業ITソリューションの製造・サービス業などや金融ITソリューションのその他金融業などで増収を見込んでいる。
併せて、25.3期通期の連結営業利益は1349億円(前の期比12.0%増)だったと発表した。金融ITソリューションセグメントやコンサルティングセグメントを中心に引き続き好調だったことから、売上収益が増加した。国内事業の案件活況や市況活況による共同利用型サービスの運用料増加により収益性が向上したことも寄与した。
野村総合研究所<4307.T>がもみ合い。同社は4月24日、26.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を1500億円(前期比11.2%増)に、年間配当予想を74円(前期は63円)にすると発表した。市場コンセンサスは1487億円。
産業ITソリューションの製造・サービス業などや金融ITソリューションのその他金融業などで増収を見込んでいる。
併せて、25.3期通期の連結営業利益は1349億円(前の期比12.0%増)だったと発表した。金融ITソリューションセグメントやコンサルティングセグメントを中心に引き続き好調だったことから、売上収益が増加した。国内事業の案件活況や市況活況による共同利用型サービスの運用料増加により収益性が向上したことも寄与した。
★9:10 スタンレー電気-もみ合い 前期営業益37%増 生産革新による合理化効果などが寄与
スタンレー電気<6923.T>がもみ合い。同社は24日、25.3期通期の連結営業利益は490億円(前期比36.7%増)だったと発表した。市場コンセンサスは476億円。
自動車機器事業が、生産革新による合理化効果などにより、大幅な増益となったことが寄与した。
なお、26.3期の業績予想については、 米国における通商政策の影響など慎重に見極め、 合理的な算定が可能となった時点で速やかに開示する予定としている。
併せて、25.3期の期末配当予想を32円→40円(前期は28円)にすることも発表した。年間配当は64円→72円(前期は55円)となる。
また、株主還元方針を変更も発表。従来は「配当方針については、安定した配当の維持および適正な利益還元を行うことを基本とし、連結配当性向30%以上」としていたが、変更後は「配当方針については、安定した配当の維持および資本効率を重視した適正な利益還元を行うことを基本とし、株主資本配当率(DOE)3.5%または連結配当性向40%のいずれか高い方」とした。
スタンレー電気<6923.T>がもみ合い。同社は24日、25.3期通期の連結営業利益は490億円(前期比36.7%増)だったと発表した。市場コンセンサスは476億円。
自動車機器事業が、生産革新による合理化効果などにより、大幅な増益となったことが寄与した。
なお、26.3期の業績予想については、 米国における通商政策の影響など慎重に見極め、 合理的な算定が可能となった時点で速やかに開示する予定としている。
併せて、25.3期の期末配当予想を32円→40円(前期は28円)にすることも発表した。年間配当は64円→72円(前期は55円)となる。
また、株主還元方針を変更も発表。従来は「配当方針については、安定した配当の維持および適正な利益還元を行うことを基本とし、連結配当性向30%以上」としていたが、変更後は「配当方針については、安定した配当の維持および資本効率を重視した適正な利益還元を行うことを基本とし、株主資本配当率(DOE)3.5%または連結配当性向40%のいずれか高い方」とした。
★9:10 スタンレー電気-もみ合い 三菱電機モビリティと合弁会社設立に関わる統合基本契約書を締結
スタンレー電気<6923.T>がもみ合い。同社は24日に、同社と三菱電機<6503.T>傘下の三菱電機モビリティの会社分割(簡易吸収分割)による次世代車両用ランプシステム事業の合弁会社設立に関わる統合基本契約書を締結したと発表した。
合弁会社は、同社の車載用ランプシステム事業および三菱電機モビリティの電子・制御部品事業における強みを融合し、次世代車両(四輪・二輪)を対象とした車載用ランプシステムを構成する電子・制御部品の開発、設計、製造及び販売を行う。
合弁会社の前身となる準備会社については今後設立する予定であり、同社および三菱電機モビリティは、それぞれ、統合契約に基づき、2025年度上期中に当該準備会社と吸収分割契約を締結する予定としている。
スタンレー電気<6923.T>がもみ合い。同社は24日に、同社と三菱電機<6503.T>傘下の三菱電機モビリティの会社分割(簡易吸収分割)による次世代車両用ランプシステム事業の合弁会社設立に関わる統合基本契約書を締結したと発表した。
合弁会社は、同社の車載用ランプシステム事業および三菱電機モビリティの電子・制御部品事業における強みを融合し、次世代車両(四輪・二輪)を対象とした車載用ランプシステムを構成する電子・制御部品の開発、設計、製造及び販売を行う。
合弁会社の前身となる準備会社については今後設立する予定であり、同社および三菱電機モビリティは、それぞれ、統合契約に基づき、2025年度上期中に当該準備会社と吸収分割契約を締結する予定としている。
★9:13 ispace-大幅高 ミッション2マイルストーンSuccess6に成功
ispace<9348.T>が大幅高。同社は25日8時30分、Mission 2「SMBCxHAKUTO-R VENTURE MOON」において、24日午後7時に、月周回軌道投入前に予定していたすべての深宇宙軌道制御マヌーバを完了したと発表した。
これにより、ミッション2マイルストーンのSuccess6を完了したとしている。
ispace<9348.T>が大幅高。同社は25日8時30分、Mission 2「SMBCxHAKUTO-R VENTURE MOON」において、24日午後7時に、月周回軌道投入前に予定していたすべての深宇宙軌道制御マヌーバを完了したと発表した。
これにより、ミッション2マイルストーンのSuccess6を完了したとしている。
★9:14 テクノフレックス-大幅に4日続伸 上期営業益を上方修正 真空機器などで増益
テクノフレックス<3449.T>が大幅に4日続伸。同社は24日、25.12期上期(1-6月)の連結営業利益予想を従来の11.0億円から14.5億円(前期比40.2%増)に上方修正すると発表した。真空機器などの増益を踏まえた。
米国の関税や為替の動向が先行き不透明であり、同社グループの業績への影響を算定することが困難なことから、通期の業績予想は据え置くとしている。
テクノフレックス<3449.T>が大幅に4日続伸。同社は24日、25.12期上期(1-6月)の連結営業利益予想を従来の11.0億円から14.5億円(前期比40.2%増)に上方修正すると発表した。真空機器などの増益を踏まえた。
米国の関税や為替の動向が先行き不透明であり、同社グループの業績への影響を算定することが困難なことから、通期の業績予想は据え置くとしている。
★9:14 中外製薬-もみ合い 1Q最終益31%増 ロシュ向けにヘムライブラなど伸びる
中外製薬<4519.T>がもみ合い。同社は24日、25.12期1Q(1-3月)の連結純利益は972億円(前年同期比30.7%増)だったと発表した。市場コンセンサスは835億円。
海外売り上げにおいて、ロシュ向け輸出の先天性血友病A治療薬「ヘムライブラ」および関節リウマチ治療薬「アクテムラ」が大幅に増加したことなどが寄与した。通期の見通しは据え置いた。
中外製薬<4519.T>がもみ合い。同社は24日、25.12期1Q(1-3月)の連結純利益は972億円(前年同期比30.7%増)だったと発表した。市場コンセンサスは835億円。
海外売り上げにおいて、ロシュ向け輸出の先天性血友病A治療薬「ヘムライブラ」および関節リウマチ治療薬「アクテムラ」が大幅に増加したことなどが寄与した。通期の見通しは据え置いた。
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