前場コメント No.8 日立建、JX金属、INGS、堺化学、住友鉱、三菱総研
★10:44 日立建機-野村が目標株価引き上げ 為替前提見直しなどで予想をやや上方修正
日立建機<6305.T>が3日続伸。野村証券では、為替前提の見直しなどで業績予想をやや上方修正。投資判断は「Neutral」を継続し、目標株価を4200円→4600円に引き上げた。
野村では、4-6月期の業績進ちょくや鉄アルミ関税の動向、為替前提の円安方向への見直しで業績予想をやや上方修正した。関税によるコスト増加の影響は鉄アルミ関税の対象拡大でやや増加するものの、タイムラグはありながら価格転嫁は中期では進展すると引き続き考えている。ただ、北米の需要環境が住宅建設市場を中心にまだ弱い中での値上げは数量の押し下げ要因になるとリスク視しており、出荷数量の見通しは各期で下方修正した。
日立建機<6305.T>が3日続伸。野村証券では、為替前提の見直しなどで業績予想をやや上方修正。投資判断は「Neutral」を継続し、目標株価を4200円→4600円に引き上げた。
野村では、4-6月期の業績進ちょくや鉄アルミ関税の動向、為替前提の円安方向への見直しで業績予想をやや上方修正した。関税によるコスト増加の影響は鉄アルミ関税の対象拡大でやや増加するものの、タイムラグはありながら価格転嫁は中期では進展すると引き続き考えている。ただ、北米の需要環境が住宅建設市場を中心にまだ弱い中での値上げは数量の押し下げ要因になるとリスク視しており、出荷数量の見通しは各期で下方修正した。
★10:45 JX金属-SMBC日興が投資評価を引き上げ AI向け高シェア製品群の強い成長を予想
JX金属<5016.T>が堅調。SMBC日興証券では、AI向け高シェア製品群の強い成長を予想。投資評価は「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は900円→1800円に引き上げた。
SMBC日興では、展開する電子材料は先端半導体やAI向けで高シェアを誇る製品群が多く、AIを中心とした旺盛な投資が継続する恩恵が大きいと指摘。26/3期、営業利益予想を1080億円→1180億円へ引き上げた。前回比では、半導体材料で先端半導体向けを中心とした半導体用ターゲットや、AI用途GPU向けで引き合いが増加しているタンタル・ニオブの見通しを引き上げた。情報通信材料では、AIサーバーのコネクタ用途でチタン銅の販売見通しを引き上げた。基礎材料では、銅製錬事業の減産影響を織り込んだ一方で、鉱山権益の見通しを引き上げたため、全体では小幅な修正になったという。
JX金属<5016.T>が堅調。SMBC日興証券では、AI向け高シェア製品群の強い成長を予想。投資評価は「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は900円→1800円に引き上げた。
SMBC日興では、展開する電子材料は先端半導体やAI向けで高シェアを誇る製品群が多く、AIを中心とした旺盛な投資が継続する恩恵が大きいと指摘。26/3期、営業利益予想を1080億円→1180億円へ引き上げた。前回比では、半導体材料で先端半導体向けを中心とした半導体用ターゲットや、AI用途GPU向けで引き合いが増加しているタンタル・ニオブの見通しを引き上げた。情報通信材料では、AIサーバーのコネクタ用途でチタン銅の販売見通しを引き上げた。基礎材料では、銅製錬事業の減産影響を織り込んだ一方で、鉱山権益の見通しを引き上げたため、全体では小幅な修正になったという。
★10:50 INGS-底堅い 8月度のラーメン事業既存店売上高4.3%増 レストラン事業は5.0%増
INGS<245A.T>が底堅い。同社は5日、8月度のラーメン事業の既存店売上高は前年同月比4.3%増だったと発表した。全店は同29.6%増だった。レストラン事業の既存店売上高は前年同月比5.0%増、全店は同16.8%増だった。
INGS<245A.T>が底堅い。同社は5日、8月度のラーメン事業の既存店売上高は前年同月比4.3%増だったと発表した。全店は同29.6%増だった。レストラン事業の既存店売上高は前年同月比5.0%増、全店は同16.8%増だった。
★11:01 堺化学工業-4日続伸 ゼナーアセットマネジメントが同社株買い増し 保有割合7.05%→8.23%
堺化学工業<4078.T>が4日続伸。同社について、ゼナーアセットマネジメント(英国)が保有株を買い増した。9月5日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は7.05%→8.23%となっている。
堺化学工業<4078.T>が4日続伸。同社について、ゼナーアセットマネジメント(英国)が保有株を買い増した。9月5日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は7.05%→8.23%となっている。
★11:07 住友金属鉱山-SMBC日興が目標株価引き上げ 低迷脱却には金属市況の上昇が必要
住友金属鉱山<5713.T>が反発。SMBC日興証券では、好悪材料が混在し低迷脱却には金属市況の上昇が必要と指摘。投資判断は「2(中立)」を継続し、目標株価を3600円→4300円に引き上げた。
SMBC日興では、27.3期の調整後EPS見通しにSOTPで求めたPERを乗じて目標株価を算出した。27.3期に向けてQuebrada Blanc銅山とCote金山の生産ボトルネック解消が期待されるが、27.3期は銅TC/RCsが一段と低下するリスク、EV向け電池材料がNCAからNMCにシフトすることによる収益性低下のリスク、電池材料減販による硫酸ニッケルの減産などの減益要因も予想されると指摘。業績低迷からの脱却には金属相場の上昇、特に市況への感応度が高いニッケルが上昇するなど、外部環境の好転が不可欠とみている。
住友金属鉱山<5713.T>が反発。SMBC日興証券では、好悪材料が混在し低迷脱却には金属市況の上昇が必要と指摘。投資判断は「2(中立)」を継続し、目標株価を3600円→4300円に引き上げた。
SMBC日興では、27.3期の調整後EPS見通しにSOTPで求めたPERを乗じて目標株価を算出した。27.3期に向けてQuebrada Blanc銅山とCote金山の生産ボトルネック解消が期待されるが、27.3期は銅TC/RCsが一段と低下するリスク、EV向け電池材料がNCAからNMCにシフトすることによる収益性低下のリスク、電池材料減販による硫酸ニッケルの減産などの減益要因も予想されると指摘。業績低迷からの脱却には金属相場の上昇、特に市況への感応度が高いニッケルが上昇するなど、外部環境の好転が不可欠とみている。
★11:10 三菱総合研究所-3日続伸 ベトナムでコメ生産の効率化をめざし圃場実証を実施
三菱総合研究所<3636.T>が3日続伸。同社は8日11時、同社、AGRI SMILE(東京都新宿区)、PAN(ベトナム)の3者は、気候変動下においてもコメの収量確保と品質の維持・向上を図り、かつ低肥料での農業生産を実現するため、経済産業省の令和5年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(我が国企業によるインフラ海外展開促進調査:三次公募)」を活用し、ベトナム北部フンイエン省で、熱帯・亜熱帯環境下での気候変動対策・肥料吸収効率化に関するコメ生産の技術実証に取り組むと発表した。
本実証では、AGRI SMILEが提供するバイオスティミュラント資材を用いてコメ生産の気候変動対策・肥料吸収効率化などの効果を評価するとしている。
三菱総合研究所<3636.T>が3日続伸。同社は8日11時、同社、AGRI SMILE(東京都新宿区)、PAN(ベトナム)の3者は、気候変動下においてもコメの収量確保と品質の維持・向上を図り、かつ低肥料での農業生産を実現するため、経済産業省の令和5年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(我が国企業によるインフラ海外展開促進調査:三次公募)」を活用し、ベトナム北部フンイエン省で、熱帯・亜熱帯環境下での気候変動対策・肥料吸収効率化に関するコメ生産の技術実証に取り組むと発表した。
本実証では、AGRI SMILEが提供するバイオスティミュラント資材を用いてコメ生産の気候変動対策・肥料吸収効率化などの効果を評価するとしている。
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