後場コメント No.4 オリンパス、キャンドゥ、アルトナー、ヤマウラ、エイケン工業、TSIHD

2025/09/08(月) 15:30
★14:02  オリンパス-3日続伸 子会社申告巡り110億円追徴課税 東京国税局=日経
 オリンパス<7733.T>が3日続伸。日本経済新聞電子版は8日13時36分、同社が経営再建の一環で設立した子会社の税務申告をめぐり、東京国税局から2024年3月期までの2年間で約300億円の申告漏れを指摘されていたことが8日、関係者の話でわかったと報じた。追徴課税は約110億円となり、同社はすでに納付を済ませたという。
 
 記事によると、同社はグループ企業内で収益や損失を合算する「グループ通算制度」に基づき、工業用顕微鏡などを手掛ける子会社「エビデント」の赤字をグループ内の黒字と相殺して申告。東京国税局は制度の適用を認めなかったという。同社は「税務当局からの指摘に従い、速やかに納税した。今後も適正な申告・納税を行っていく」とコメントしたとしている。 
    

★14:08  キャンドゥ-後場上げ幅拡大 8月度の既存直営店売上高1.7%減 全店は0.8%増
 キャンドゥ<2698.T>が後場上げ幅拡大。同社は8日14時、8月度の既存直営店売上高は前年同月比1.7%減だったと発表した。全店は同0.8%増だった。
 
 全店売上高の増加が好感され、株価は上げ幅を拡大している。

★14:09  アルトナー-後場プラス転換 上期営業益15%増 技術者稼働率が高水準で推移
 アルトナー<2163.T>が後場プラス転換。同社は8日14時、26.1期上期(2-7月)の営業利益は11.0億円(前年同期比14.5%増)だったと発表した。

 顧客企業からの技術者要請が同社の供給可能数を上回り、稼働率が高水準で推移した。業種バランスを考慮した上で技術者単価の上昇、業務レベルの向上のため、技術者の戦略的ローテーションを実施した。この結果、増収増益となった。

★14:35  ヤマウラ-後場上げ幅拡大 BCP対策用「マイクロデータセンター」の販売開始
 ヤマウラ<1780.T>が後場上げ幅拡大。同社は8日14時10分、BCP(事業継続計画)対策用の「マイクロデータセンター」を独自開発し、一般販売を開始したと発表した。

 マイクロデータセンターはメインサーバーをバックアップするための装置で、近年BCP対策としてバックアップサーバーの重要性が増しているなか、不測の事態が発生した際に自社のデータ・資産の保護などに有効な手段として注目されている。同社製品は敷地内などにコンパクトに設置可能で、メインサーバーがある建物とは別の場所に置くことで災害リスクを分散させ、予期せぬ事態が起きた際も事業継続・安定稼働を実現するとしている。

★14:35  エイケン工業-大幅高 3Q累計営業益76%増 生産量増加による効率向上が寄与
 エイケン工業<7265.T>が大幅高。同社は8日14時30分、25.10期3Q累計(11-7月)の営業利益は4.0億円(前年同期比76.4%増)だったと発表した。

 生産量が増加したことによる生産効率の向上などにより、売上総利益率が上昇したことが寄与した。セグメント別では、フィルター部門、燃焼機器部門ともに売上高が増加した。

★14:54  TSIHD-4日続伸 8月度の既存店売上高0.3%増
 TSIホールディングス<3608.T>が4日続伸。同社は8日、8月度の既存店売上高は速報値で前年同月比0.3%増だったと発表した。全店は同4.7%減となった。


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