後場コメント No.3 MV東海、大塚HD、任天堂、DLE、商船三井、アップガレー

2025/09/08(月) 15:30
★13:17  マックスバリュ東海-反発 8月度の同規模売上高0.8%減
 マックスバリュ東海<8198.T>が反発。同社は8日、6月度の同規模売上高は速報値で前年同月比0.8%減だったと発表した。客数は同0.8%減、客単価は同0.1%低下となった。

 なお、株価へのネガティブな反応は限定的だ。

★13:18  大塚HD-みずほが投資判断を引き上げ 25年度後半はネクスト8からの結果公表に期待
大塚ホールディングス<4578.T>が大幅続伸。みずほ証券は、25年度後半はネクスト8からの結果公表に期待、SOTPによりNC事業を再評価。投資判断は「中立」→「買い」に引き上げ、目標株価は8000円→10700円に引き上げた。

 みずほでは、製薬セクターは米国中心に不透明感が強いが、医薬品事業に加え、製薬業界のトレンドに左右されにくく、LOEの影響がないNC事業を安定収益源として有する点に注目。しかし、NC事業の価値は十分に評価されていないと考えている。また、24年下期以降、IgA腎症SibeprenlimabのP3試験成功やPluvictoロイヤリティ収入の好調さ等で株価パフォーマンスが良好であり、ネクスト8(センタナファジン、Zipalertinib等)の進捗はアップサイド要因として注目。なお、ジンアークの後発品参入に伴う一時的な粗利率悪化には留意が必要であるとした。

★13:35  任天堂-みずほが目標株価を引き上げ 「スーパーマリオ40周年」前後での株価再始動に期待
 任天堂<7974.T>が大幅反発。みずほ証券は、「スーパーマリオ40周年」前後での株価再始動に期待。投資判断は「買い」を継続し、目標株価は14500円→15500円に引き上げた。

 みずほでは、足元の株価は一旦お休み気味と指摘。ゲーム会社の株価/バリュエーションは大きく上昇してきており、その要因の1つであった米国関税問題の回避先としての選好/相場付きが逆流する局面も散見されるため、これまでの株価上昇ペースが続くと言い切るのは正直難しいという。しかし、それイコール、上昇トレンドが終了すると結論づけるのはいささか早計と考えられ、スイッチ2サイクルの更なるアップサイドの拡大への期待ができるため、投資判断に変更はないと解説している。ここから、スイッチ2世代のIP展開/トランスメディア戦略が始動/加速していくと想定され、バリュエーション拡大はむしろ続くとみている。

★13:39  DLE-後場上げ幅拡大 AIスタジオ制作物が初の地上波レギュラー放送決定
 ディー・エル・イー<3686.T>が後場上げ幅拡大。同社は8日13時30分、フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>系列の山陰中央テレビジョンとの共同出資によるミニ番組の制作・放送が正式に決定したと発表した。

 制作は今年8月に新たにAI技術を導入した新スタジオとして開設したOBETA AI STUDIOが担う。10月より山陰中央テレビジョンのレギュラー枠で放送されるとしている。

★13:40  商船三井-3日続伸 新船型LNG船が本設計承認を取得
 商船三井<9104.T>が3日続伸。同社は8日13時20分、ウインドチャレンジャー(硬翼帆式風力推進装置)を4基搭載した新船型のメンブレン型LNG船について、認証機関であるロイド船級協会から、基本設計承認を取得したと発表した。現在、実建造に向けた詳細設計を実施中としている。

★14:00  アップガレージ-大幅続伸 8月度の直営既存店売上高7%増
 アップガレージグループ<7134.T>が大幅続伸。同社は5日、8月度における直営店の既存店売上高は速報値で前年同月比7.2%増だったと発表した。FC(フランチャイズ)の既存店売上高は同12.3%増となった。


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