前場コメント No.6 西松屋チェ、共立メンテ、日産自、フォーカスS、リゾートトラス、Jフロント
★9:39 西松屋チェーン-4日続落 2月度の既存店売上高3.3%減 全店は0.6%増
西松屋チェーン<7545.T>が4日続落。同社は21日、2月度の国内既存店売上高は前年同月比3.3%減だったと発表した。全店は同0.6%増だった。
同月は、前年と比較して気温が低めに推移したことで、冬物衣料の売上高が前年を上回ったものの、春物衣料の売上高が前年を下回ったとしている。
西松屋チェーン<7545.T>が4日続落。同社は21日、2月度の国内既存店売上高は前年同月比3.3%減だったと発表した。全店は同0.6%増だった。
同月は、前年と比較して気温が低めに推移したことで、冬物衣料の売上高が前年を上回ったものの、春物衣料の売上高が前年を下回ったとしている。
★9:43 共立メンテナンス-大和が目標株価を引き上げ 中計+αの成長に向けたシナリオに期待
共立メンテナンス<9616.T>が反発。大和証券では、中計+αの成長に向けたシナリオに期待。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は3000円→3750円に引き上げた。
大和では、営業利益は25/3期210億円、26/3期253億円、27/3期281億円、28/3期309億円と予想している。会社側では、現行中計+αの成長を志向している印象という。26年1月には、転換社債(転換価額は現行株価以下)に係る新株予約権の行使期限を迎える点も踏まえれば、26/3期中には今後の成長戦略/キャピタルアロケーションについて改めて説明されると考えている。
共立メンテナンス<9616.T>が反発。大和証券では、中計+αの成長に向けたシナリオに期待。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は3000円→3750円に引き上げた。
大和では、営業利益は25/3期210億円、26/3期253億円、27/3期281億円、28/3期309億円と予想している。会社側では、現行中計+αの成長を志向している印象という。26年1月には、転換社債(転換価額は現行株価以下)に係る新株予約権の行使期限を迎える点も踏まえれば、26/3期中には今後の成長戦略/キャピタルアロケーションについて改めて説明されると考えている。
★9:43 日産自動車-急落 買収観測後退やマスク氏発言を嫌気か
日産自動車<7201.T>が急落。22日付の日本経済新聞朝刊は、台湾電機大手の鴻海(ホンハイ)精密工業がホンダ<7267.T>に協業を提案し、同社と三菱自動車<7211.T>を含めた3社の枠組みに入ることをめざしていることが明らかになったと報じた。
記事によれば、鴻海はまず電気自動車(EV)を中心に事業面での提携を模索するが、4社協業が実現すれば将来的な資本提携に発展する可能性もあるとしている。
また、同社については21日に株価が急騰。日本の菅元首相や元テスラ取締役である水野氏が、同社に出資するよう米テスラに働きかけているとの報道が材料視された。一方、この報道に関してテスラCEOのイーロンマスク氏は同日、自身のX(旧ツイッター)で「テスラ工場こそが製品。サイバーキャブの生産ラインは、自動車業界で他に類を見ないものだ。」とコメントした。
買収観測の後退やマスク氏の発言をネガティブと判断した売りが出ているようだ。
日産自動車<7201.T>が急落。22日付の日本経済新聞朝刊は、台湾電機大手の鴻海(ホンハイ)精密工業がホンダ<7267.T>に協業を提案し、同社と三菱自動車<7211.T>を含めた3社の枠組みに入ることをめざしていることが明らかになったと報じた。
記事によれば、鴻海はまず電気自動車(EV)を中心に事業面での提携を模索するが、4社協業が実現すれば将来的な資本提携に発展する可能性もあるとしている。
また、同社については21日に株価が急騰。日本の菅元首相や元テスラ取締役である水野氏が、同社に出資するよう米テスラに働きかけているとの報道が材料視された。一方、この報道に関してテスラCEOのイーロンマスク氏は同日、自身のX(旧ツイッター)で「テスラ工場こそが製品。サイバーキャブの生産ラインは、自動車業界で他に類を見ないものだ。」とコメントした。
買収観測の後退やマスク氏の発言をネガティブと判断した売りが出ているようだ。
★9:59 フォーカスシステムズ-底堅い 床ずれの進行度評価AI技術を特許出願
フォーカスシステムズ<4662.T>が底堅い。同社は21日、褥瘡(床ずれ)評価ツール「DESIGN-R」の判定自動化に向けたAI技術について、鳥取大学と共同で特許を出願したと発表した。
今後は、国内初となる褥瘡進行度評価AIアプリでPMDA承認の取得および保険適用医療機器として提供することをめざし、最終的には電子カルテとの連携も視野に入れているという。また、医療AI市場における先駆的な地位の獲得を図るとともに、国内外でも同アプリの普及を進め、褥瘡管理の標準化や医療従事者の負担軽減に貢献するとしている。
フォーカスシステムズ<4662.T>が底堅い。同社は21日、褥瘡(床ずれ)評価ツール「DESIGN-R」の判定自動化に向けたAI技術について、鳥取大学と共同で特許を出願したと発表した。
今後は、国内初となる褥瘡進行度評価AIアプリでPMDA承認の取得および保険適用医療機器として提供することをめざし、最終的には電子カルテとの連携も視野に入れているという。また、医療AI市場における先駆的な地位の獲得を図るとともに、国内外でも同アプリの普及を進め、褥瘡管理の標準化や医療従事者の負担軽減に貢献するとしている。
★10:00 リゾートトラスト-大和が目標株価を引き上げ 会員権事業+αが更なる評価に繋がると予想
リゾートトラスト<4681.T>が小幅安。大和証券では、会員権事業+αが更なる評価に繋がると予想。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は3100円→3360円に引き上げた。
大和では、3Q営業利益は143億円であり、事前の市場想定を大きく上回った点に注目。大和推定との比較では、会員権事業における好調が目立つという。26/3期以降は、1)開発スケジュールに基づけば、今後もホテル会員権の契約高は順調な推移が期待でき、2)小規模案件の上乗せも想定できる一方、3)26/3期は25/3期対比で既存会員権販売の反動減が、4)27/3期は繰延収益の伸び悩みが、リスクファクターとなるという。利益進捗が順調なだけに、「会員権以外」「資本効率」等、株価シナリオが示されれば、一層の評価向上も期待できるとコメントしている。
リゾートトラスト<4681.T>が小幅安。大和証券では、会員権事業+αが更なる評価に繋がると予想。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は3100円→3360円に引き上げた。
大和では、3Q営業利益は143億円であり、事前の市場想定を大きく上回った点に注目。大和推定との比較では、会員権事業における好調が目立つという。26/3期以降は、1)開発スケジュールに基づけば、今後もホテル会員権の契約高は順調な推移が期待でき、2)小規模案件の上乗せも想定できる一方、3)26/3期は25/3期対比で既存会員権販売の反動減が、4)27/3期は繰延収益の伸び悩みが、リスクファクターとなるという。利益進捗が順調なだけに、「会員権以外」「資本効率」等、株価シナリオが示されれば、一層の評価向上も期待できるとコメントしている。
★10:04 Jフロント-大和が目標株価を引き上げ 先行投資局面も事業利益の実質的な水準は向上
J.フロント リテイリング<3086.T>が反落。大和証券では、先行投資局面も事業利益の実質的な水準は向上と指摘。投資判断は「1(買い)」を継続し、目標株価は2350円→2450円に引き上げた。
大和では、3Q進捗と足元のインバウンド売上の好調な推移を踏まえ、小幅増額。25年度以降も良好な業績を見込む。 改装・構造改革費用等は24年度に増加も25年度以降はやや落ち着き、利益成長が期待できるとコメント。中計主要指標は24年度に前倒し達成の見通しであり、本決算発表時に見直されるとみている。
J.フロント リテイリング<3086.T>が反落。大和証券では、先行投資局面も事業利益の実質的な水準は向上と指摘。投資判断は「1(買い)」を継続し、目標株価は2350円→2450円に引き上げた。
大和では、3Q進捗と足元のインバウンド売上の好調な推移を踏まえ、小幅増額。25年度以降も良好な業績を見込む。 改装・構造改革費用等は24年度に増加も25年度以降はやや落ち着き、利益成長が期待できるとコメント。中計主要指標は24年度に前倒し達成の見通しであり、本決算発表時に見直されるとみている。
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