話題の銘柄

3,708円 (+50)
サイクル銘柄から「反動減なき成長継続銘柄」への変貌の兆しも出てきた、みずほが「買い」継続、目標株価3960円→4200円
みずほ証券が業績予想を上方修正。投資判断「買い」を継続し、目標株価を従来の3960円から4200円(25/年12月期当社予想EPSにPER約26倍を乗じて算出)に引き上げた。

PC更新需要に伴う25年12月期の業績拡大期待は既に株式市場でも広く認識されており、一見株価的にも織り込みが進んだようにも見える。しかし、売上高成長が人員に制約されない仕入れ販売モデルの特性とPC以外の商材も組み合わせるクロスセルの進展で「実績が織り込んでいるはずのコンセンサスを超えていく」局面はまだ続こう。加えて、売り切り型からリカーリング型へとクロスセルの内容良化も進みつつある。株式市場の評価も「需要のボトムとピークの見極めが重要なサイクル銘柄」との位置付けから「業績の下方硬直性を有し、継続的な成長銘柄」へと変貌する可能性を高めよう。

当社の営業利益予想を24年12月期720億円(従来710億円)、25年12月期870億円(従来850億円)へそれぞれ引き上げる。PC出荷台数の加速、クロスセルの進展を踏まえ、単体SI関連商品売上高予想を従来予想比で引き上げた。PC売上(推定)と同様にPC以外の売上も前年同期比2ケタ増が続いている。粗利率の低いPC売上の構成比増加によるミックス悪化で粗利率は従来予想比で引き下げるが、粗利の増益効果がより大きいと見る。また24年12月期第3四半期では社内システム関連の二重費用が剥落したこともあり、今後の販管費の伸びも従来予想比では小幅に抑えられる点も加味した。当面はJEITAから毎月20日前後に発表される国内PC出荷が注目点。当社ではWindows10のサポート終了の2025年10月に向けて当面法人向けPC出荷は前年同月比20~30%増が続くと見ている、と指摘。

今2024年12月期連結営業利益を会社計画695億円(EPS128.4円)に対し従来予想710億円(EPS141.2円)から720億円(EPS143.0円)へ、来2025年12月期同850億円(EPS158.7円)から870億円(EPS162.6円)へ、2026年12月期同800億円(EPS149.6円)から850億円(EPS158.9円)へ増額している。
過去に取り上げた銘柄
11月19日 配信
銘柄名
(コード)
前日終値 前々日比 ヘッドライン
日東紡
(3110)
5,750 +190 NER、Tガラスの成長加速へ、BofAが「買い」継続、目標株価8050円→8650円
明電舎
(6508)
4,095 +165 電力インフラを主軸に成長続く、業績アップサイド依然大きい、SMBC日興が「1」継続、目標株価4700円→6100円
科研薬
(4521)
4,561 +181 新薬は過小評価されている。25年の新薬ニュースで成長銘柄へ、モルガンMUFGが新規「Overweight」、目標株価6100円
東  祥
(8920)
661 +12 スポーツクラブ会員数が増加に転じてきた、いちよしが「A」継続、フェアバリュー2300円→2400円
11月18日 配信
銘柄名
(コード)
前日終値 前々日比 ヘッドライン
コンコルディア
(7186)
889.4 +38.4 顧客部門収益が好調に推移、野村が「Buy」継続、目標株価910円→1150円
THK
(6481)
3,339 -83 ファミリーオーナー企業の底力発揮へ、大和が「3(中立)」→「1(買い)」、目標株価2500円→5000円
サイバエージ
(4751)
974.5 -4.8 AI活用広告、ABEMAのWAU、WINTICKETのGMV等が好調に推移し中期的な利益成長へ、みずほが「買い」継続、目標株価1200円→1260円
東 映
(9605)
5,420 +170 堅調な利益、下期公開の映画に期待、野村が「Buy」継続、目標株価5500円→6200円
11月15日 配信
銘柄名
(コード)
前日終値 前々日比 ヘッドライン
TOYOTIRE
(5105)
2,370 +187 米国タイヤに改善の兆しを確認、自己株取得の検討も開始、ゴールドマンが「買い」継続、目標株価2900円→3000円
三菱重
(7011)
2,371.5 +92 防衛装備移転の寄与などはまだ十分に織り込まれていない、岡三が「強気」継続、目標株価1730円→2800円
ホシザキ
(6465)
5,976 +408 高収益体質へと変貌を遂げつつあり、その持続性は確かに映る、ゴールドマンが「買い」継続、目標株価6900円→7300円
ゼンショーHD
(7550)
8,124 +122 利益率改善ステージに入ったと見て、25年3月期以降の営業利益見通しを上方修正、いちよしが「A」継続、フェアバリュー8300円→11000円
11月14日 配信
銘柄名
(コード)
前日終値 前々日比 ヘッドライン
住友ゴム
(5110)
1,769 +25 米構造改革を評価、ゴールドマンが「中立」→「買い」、目標株価1600円→2100円
三菱電
(6503)
2,689.5 +16 空調の収益性を中心に業績アップサイドへの期待が続く、SMBC日興が「1」継続、目標株価2900円→3300円
応化工
(4186)
3,780 +219 24年12月期第3四半期大幅上振れ、自社株買いも発表、ゴールドマンが「買い」継続、目標株価5000円→5200円
パンパシHD
(7532)
3,685 +30 国内DSが業績を牽引、ユニー及び海外の中期的な成長戦略に注目、みずほが「買い」継続、目標株価4400円→4600円
11月13日 配信
銘柄名
(コード)
前日終値 前々日比 ヘッドライン
スズキ
(7269)
1,681.5 +39 想定以上の着地と通期計画の上方修正、ゴールドマンが「買い」継続、目標株価2150円→2250円
ALSOK
(2331)
1,107.5 +6 競合比で依然評価余地あり、大和が「2(アウトパフォーム)」継続、目標株価1000円→1400円
タツモ
(6266)
3,340 -190 24年12月期第3四半期も堅調、ジェフリーズが「Buy」継続、目標株価4200円→4400円
一工薬
(4461)
3,980 +70 ハイエンドサーバー向けの光硬化樹脂材料の好調持続へ、いちよしが「A」継続、フェアバリュー4900円→5400円
11月12日 配信
銘柄名
(コード)
前日終値 前々日比 ヘッドライン
ソニーG
(6758)
2,975 +169.5 ゲーム事業がCovid後の停滞から抜け出る、モルガンMUFGが「Overweight」継続、目標株価3200円→3400円
ダイフク
(6383)
3,300 +349.5 CRに加えIL/AFAのマージン改善が顕著、ゴールドマンが「買い」継続、目標株価4300円→4400円
東洋水産
(2875)
9,647 +666 第2四半期上れ、想定以上の海外収益性改善やガバナンス改善の可能性は好印象、ゴールドマンが「買い」継続、目標株価11700円→12400円
パナソニックH
(6752)
1,424.5 +45 IRA補助金廃止の悪材料は織込み済みへ、蓄電システムのアップサイドに注目、BofAが「買い」継続、目標株価1650円→1800円
11月11日 配信
銘柄名
(コード)
前日終値 前々日比 ヘッドライン
栗田工
(6370)
6,195 +337 第2四半期は複数の大口案件を獲得し来期以降の成長期待が高まる好決算、ゴールドマンが「買い」継続、目標株価7700円→8000円
芝浦メカ
(6590)
10,760 +50 会社が通期予想を再度上方修正、ジェフリーズが「Buy」継続、目標株価10000円→13000円
TIS
(3626)
3,825 +28 受注残高は過去最高水準、岩井コスモが「A」継続、目標株価4200円→4400円
JMDC
(4483)
4,374 +199 製薬営業部門でのデータ活用が進展、UBSが「Buy」継続、目標株価4910円→5200円
マーケットデータ
日経平均 38,037.69 -314.65
TOPIX 2,685.43 -12.86
グロース250 635.66 +4.50
NYダウ 43,408.47 +139.53
ナスダック総合 18,966.14 -21.33
ドル/円 154.97 -0.46
大きく動いた銘柄
オルツ 673 +100
Schoo 1,112 +150
GMO-AP 550 +66
ストップ安銘柄はありません
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